タイトル、去年まで漢字だったけどひらがなに開きました。今年の新刊、ということであれば、断トツで『青空と文字のあいだで』かなぁ。今年の終盤は、小説を書かなければいけなくなって、あまり読めなくなってしまった。
今年、家の近所についに良い書店ができて、そこで良い本と出会うことができた、というのもあった。『ケア宣言』なんかはまさにそう。
あと、『トーフビーツの難聴日記』だけでなく、青山真治『宝ヶ池の沈まぬ亀 ある映画作家の日記2016‒2020』や柿内正午『プルーストを読む生活』(こっちはまだ読み終えてない)などの本の影響で5月くらいから日記を書き始めた。iPhoneのメモアプリに、今のところなんとか毎日、延々と書いている。
そして今年最後に買って、読んでいる本はアナ・チン『マツタケ』で、これが読み終えてたら今年のおもしろかった本に入ったかもしれない。これは来年かな。
荒井裕樹『障害者差別を問いなおす』
廣瀬純『闘争のアサンブレア』
岡田美智男『〈弱いロボット〉の思考 わたし・身体・コミュニケーション』
圷洋一、金子充、室田信一『問いからはじめる社会福祉学 — 不安・不利・不信に挑む』
西村ユミ『語りかける身体 看護ケアの現象学』
ケア・コレクティヴ『ケア宣言 相互依存の政治へ』
國分功一郎、熊谷晋一郎『〈責任〉の生成 - 中動態と当事者研究』
『建築と日常 No.2 (特集:建築の持ち主)』
伊藤亜紗『きみの体は何者か ─なぜ思い通りにならないのか?』
『わたしの身体はままならない 〈障害者のリアルに迫るゼミ〉特別講義』
里見喜久夫『障害をしゃべろう! 上巻 -『コトノネ』が考えた、障害と福祉のこと-』
伊藤亜紗、村瀨孝生『ぼけと利他』
白石嘉治『青空と文字のあいだで』
金井タオル『つくづく別冊③ 自由研究の経過報告 おかしな雑誌のつくりかた』
石山修武『セルフビルドの世界 ─家やまちは自分で作る』