2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

マイケル・グレイシー『グレイテスト・ショーマン』

P.T.バーナムという「マジでヤバイ」人が今際の際に熱("Your fever")にうなされて見た走馬灯のような映画(バーナムが「どうしよう……そうだ!"ユニーク"な人だ!(目キラッ)」ってなるのとか言い換えの怖さ感じた)。夢と妄想と理想と願望が入り混じって…

ニコライ・アーセル『ダークタワー』

はっきり言って大好き100万点。めちゃくちゃ良かった。 神話のない国アメリカで、病的で狂ってパラノイアックな物語を紡ぎ続け、我々の想像力を豊かにしてくれている偉大なるスティーヴン・キングへ敬意を表し感謝したい、と強く思った。病んで狂った神話が…

マーティン・マクドナー『スリー・ビルボード』

最っっっっ高のヤバ映画。ビルボード=広告("Billboard lady"という鮮烈なイメージのフレーズ!)も、そこから、広告屋、契約、契約金、法律、放送と報道、そして警察、と数珠繋ぎに溢れ出てきてとまらないモチーフが、ピンチョンを思わせる。そうなるとさ…