2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

笑う犬、3時間スペシャルとかでやって、もっと放送してほしかった。まぁいいんだけど、単に懐かしみたいだけかもしれないし。新しい出演者とかもあまり意味なかったし。トシサチ的なヤンキーと、柳原可奈子的ギャルのずれが、かわいそうな感じになっていた…

面白い顔して面白いことを言うのと、真面目な顔して面白いことを言うのは、どちらが面白いか、というのは、好みもあるんだろうけど、後者だなぁ、と『小説、世界の奏でる音楽』を読みながら思う。「K先生の葬儀実行委員として」と「4 涙を流さなかった使途…

洗足池。は、日蓮上人が足洗ったとこ。 『ギッシング短篇集』、ジェーン・オースティン『説きふせられて』、金井美恵子『快適生活研究』、柴崎友香『ショートカット』を買って、『ショートカット』の表題作を読み始めて(『快適生活研究』もちょっと読み出し…

昨日、今日と頭使った。眠いしつかれた。楽しかった。『波』は集中しないとほんと読めない。きつい。保坂和志『小説、世界の奏でる音楽』を買って少し読んだ。1ページ目、1行目から、力が入っている、というか、小説的なものが充実した文章になっていて、引…

資生堂ギャラリーでの、キムスージャ展は、四方の壁のスクリーンに映像が映し出され、真ん中の椅子に座ってそれらを見る、という形の作品がまずあり、その映像は向かい合う2つの映像が、それぞれ対になっている、という風にとりあえず思える。"Deep Water"…

丹生谷貴志『ドゥルーズ・映画・フーコー』を借りてちょっと読んだ。イマージュ、運動、の出来事。映画は、見られている、という点で、イマージュである。『クビキリサイクル』読み終えた。謎解きの部分を読んでる時って、…。こう、ふーんという感じになると…

『ダークナイト』3回目。新宿ピカデリーで(すごいきれいなシネコンだった)。 回数見るたびに、納得いかないところを探してしまっている気がする、んだけど、実際はそうではなくて、前回見たときのことを補完するように認識したんだけど、やっぱりカーチェ…

『クビキリサイクル』を読んでいる。天才、が登場するんだけど、まぁ、学者とか技術者、はいいとして、画家とか料理人とか占い師は、微妙。というか、その人の天才性を示すエピソードがいちいちベタで面白くて、一人で脳内将棋やってたり(一人でぶつぶつ言…

ヴァージニア・ウルフ『波』を読んでいると、息が苦しくなるような感覚、息継ぎができないというかしてはいけない素もぐりをしているような感じさえする。途切れさせてはいけない、意識を、文字へと放たれる視線を。だから、入口は、入るのもおっくうでさえ…

『パコと魔法の絵本』をお台場で見た。パコがかわいかった。阿部サダヲががんばっていた。光への偏執的ともいえるこだわり。窓からの光や、金色のライターに反射する光(どう考えても、そんなに反射するわけない暗闇の中で、窓からの狭い範囲の光を、役所広…

蓮實重彦『映画の神話学』を読みながら考えた。『ワイルドバンチ』について。追う者と追われる者。この場合、追う者である、サーストンたちも、後半から追われる者となる。 西部劇の舞台となるアメリカの荒野は、一挙に橋から端まで見渡せる場所で、だからこ…

『放送禁止 劇場版 密着68日 復讐執行人』を池袋で見た。「デスリミット」との関係性!すごいいい。「放送禁止」は、見終わって裏に隠された真実を知った後、もう一度見ると、1回目とは違った風に見ることができる、受け止めることができる、ところがおもし…

『放送禁止』の5と6を、DVDで見た。あまり怖くなかった。けど、やっぱり映りこみ、が多く使われているなぁと感じた。と言っても、4の、後ろで映ってた親子、の方が怖いけど。6は、明らかに劇場版につながってる、ので、見よう。 マイケル・マン『マイア…

ジョン・カーペンター『エスケープ・フロム・L.A.』をDVDで見た。カート・ラッセルはかっこいい。スネーク・プリスケンの、あの喋り方!肉声なのに、加工したような、くぐもった、伝えるという機能を無視した、喋り方。 スネークは、すでに有名人で、収容所…

西五反田、不動前。 さとうふみや先生のポスターを初めて見た。しかしこの服はなんだ。 氷川神社、はどこにでもあるな。 神社は、階段の上にあって、おそらく、坂が多い地域で作ったので結果的に高台に位置することになったのだと思う。 この猫を、近づけよ…

『ニーチェは、今日?』とフロイト『自我論集』、古本屋で金井美恵子『兎』(表紙の絵がかわいかった)と笙野頼子『居場所もなかった』を100円で買って、『ニーチェは、今日?』(「今日(こんにち)のニーチェ」ってことなのか)を少し読み始めて、最初…

東京都美術館のフェルメール展を見た。 犬がやたら描かれていた。 フェルメールの窓。部屋に明かりを呼び込むもの。外へと視線を誘うもの。 窓やドアがすべて開け放たれていて、部屋が一続きになっている。 「ヴァージナルの前に座る女」。ドアがすべて開か…

トニー・スコット『デジャヴ』をDVDで見た。メモを取りながら見た、んだけどあまり意味ないような気がする。 最初の船の爆発の時の水中からの映像。水と、爆発のオレンジ、がくっきり2色に分かれて見えてきれいだった。 視線、というのは、光、を目から放つ…

サム・ペキンパー『ワイルドバンチ』をDVDで見た。 最後、村から、怪我をしている兵士を含む村人たちが次々と出て行き、荒野の方へ去っていく、時の空の色があまりに不穏で(砂埃のおうど色、夕日の赤、青空が混じったような)、まるで世界の終わりのようだ…

「鳥が二、三羽飛んでいた。」と書いた時、別に二羽なのか三羽なのかわからないわけではない。が、「鳥が二羽飛んでいた。」とするのとでは与える感じが違う。なんというか、鳥が飛んでいる、その動き自体が、仮に二羽であってもそうあらわすのをためらわせ…

信号待ちをしていたら、今覚えている限りだと、多分ミッキーマウスのTシャツを着た、おっさん、と呼ぶにはそういう人特有の年齢不詳さが邪魔をしていまいち確定できないのだけど、まぁおっさんが、こっちに向かっている、のに、なぜか、同時に誰に向けている…

ベンヤミン『暴力批判論 他十篇』を読み進める。「認識批判的序説」を読んでいたのだけど、なんとか…でも、おぼろげな理解しかないような気がする。 「理念」「真実」「真正さ」「本質的なもの」、らへんは、なんとなく同じイメージ。それらは、孤立他のそれ…

『ダークナイト』2回目を渋谷で見た。 カーチェイス、車関係のシーン、はかなりぶつ切り。車と犯人の顔とバットマンの顔、などが、かなり規則正しくカットが並べてある感じ。爆発はあんだけワンカットなのに。 ジョーカーのせりふはどれも好き。いや、長々…

げんざ(だよな)っぽい風景、とか、思わせてしまう、『sink』はすごい。というか、そういうフィクションがすごい。外に侵食していく感じ。 雑司が谷のねこ祭り。 最初に、うす茶色のが手前にいて、奥の人んちの前あたりに黒ととらがこっちにお尻を向けてな…

『TOKYO!』を渋谷で見た。 レオス・カラックスのは、すごいもん見たなぁ、という感じ。手榴弾ポイポイ投げはかっこいい。 メルドが、裸で引っ張られていくとことか、「私の母は聖母」「神は、私が嫌いな人間の中に私を送り込む」という発言や、復活とかは、…

「どうぶつの森」とポケモンばっかやってる。 ゲームをすると、ほんと他の事がしたくなくなる。こう、奪われている感じがする。何かをする時、いつも得たものを考えるわけじゃないけど、つい考えたくもなる。 ジョジョの第1部を読み出そう、と思ったんだけ…

『記号と事件』を読み終える。 「どうぶつの森」で、魚が釣れるのだけれど、当然、川や池や海に魚は現われるのだが、では、その魚は、いつからそこにいたんだろうか?おそらく、こちらが発見した瞬間に、いる、のだと思う。で、何回か、釣ろうとして、結局失…

昨日、録画していた『舞妓Haaaan!!!』を見た。阿部サダヲが何度も白ブリーフはかされていた。あの見た目が面白いもんなー。あと、最後の方で、柴咲コウと阿部サダヲ、堤真一と義妹、の会見が重なるところとかが、宮藤官九郎っぽいと思った。新商品・新システ…