2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

買った本

森元斎『アナキズム入門』 『身ぶりとしての抵抗 鶴見俊輔コレクション2』 金井美恵子『愉しみはTVの彼方に』 トッド・マガウアン『クリストファー・ノーランの嘘 思想で読む映画論』アナキズム入門 (ちくま新書1245)作者: 森元斎出版社/メーカー: 筑摩書房…

ザック・スナイダー『ジャスティス・リーグ』

100点です。そう言えることがなによりもうれしい。 新メンバーの説明も、安易なエモで固めて強制的に観客の脳内に彼らのキャラクターを注入する、という感じで、意外とすぐ馴染んだ(BvSがあれだけ長くて「足りない」と思ったのと比べて)。 だから勇気を持…

スティーブン・ソダーバーグ『ローガン・ラッキー』

最高の映画。今年はこれと『パターソン』だけでいいネ(アダム・ドライバー"戦地帰り"二部作!)。チャニングはアメリカのアニキ、アダムはアメリカの弟……という意味でも(?)本作は「兄弟(兄妹)映画」です(3人兄弟/兄妹が2組登場するというおかしさ!…

マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ『ジグソウ:ソウ・レガシー』

冒頭の逃亡劇の編集やカメラの動かし方がすでに良くて、というか作品の性質上、そういう良さを表出できるのはこの冒頭のくだりしかない。あとは、ファーストカットの巻かれたスパイクベルトと最初の死体が発見される公園での自転車に巻かれたチェーンとか、…

黒沢清『予兆 散歩する侵略者 劇場版』

東出くんと染谷くん見てたらますますこの2人の奇妙なバディ物見たくなって仕方がなくなった。あと、劇中で最初に見る、東出くんが概念を奪うシーンで、髪の毛がピョコンと立つんだけど、あれは偶然?(その後の奪うシーンをチェックしなかったからなんとも言…

買った本

蓮實重彦『ハリウッド映画史講義: 翳りの歴史のために』ハリウッド映画史講義: 翳りの歴史のために (ちくま学芸文庫)作者: 蓮實重彦出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2017/11/09メディア: 文庫この商品を含むブログ (7件) を見る

アンディ・ムスキエティ『IT/イット “ それ”が見えたら、終わり。』

今年最高のサマームービーだった。もう冬だけど。誰かが言及してた今作の恐怖演出の"下品さ"、の意味わかるけどそれはそういう風に作ってるからということだと思う。お化け屋敷のようなあからさまさ、抑制のなさ。そして、この映画見た人100人中100人が同じ…

タイカ・ワイティティ『マイティ・ソー バトルロイヤル』

ガーディアンズ2、ホムカミとコンセプトやモチーフがしっかりととらえられ構成された作品が続いて、じゃあ今作は…と考えた時パッと思いつかないほど、"ふざけ"でできた映画。ダジャレみたいな(「みたいな」じゃないな、ダジャレそのもの)センスでつけられ…

ナチョ・ビガロンド『シンクロナイズドモンスター』

出鱈目で、虚無的に異常、いかれてて、この世のものとは思えない、人間じゃない、死者でも幽霊でも神でも宇宙人でもない、まったくカテゴライズ不能な何者かによって「見られる」ことで作られた映画であるところの『ブラック・ハッカー』の監督最新作として…

ドゥニ・ヴィルヌーヴ『ブレードランナー 2049』

ヴィルヌーヴは、リドリー・スコットがなぜ『ブレードランナー』を撮ったか考えたことがあるのか?— 庭仕事 (@niwashigoto) 2017年7月17日 明日ブレードランナー見に行く?どうする?くそなげえしなあ— 庭仕事 (@niwashigoto) 2017年10月26日 なにが悲しくて…