2011-01-01から1年間の記事一覧

買ったもの。サイプレス上野、東京ブロンクス『LEGENDオブ日本語ラップ伝説』、渋谷直角『直角主義』。とくに後者は腹抱えて笑った。 今年最後の映画は何にしようか、色々探してみたのだけれど、東京で、というレベルじゃなく、公開自体が、どれも終わってし…

新宮一成『夢分析』と穂村弘『短歌の友人』読む。後者は読み終わりそう。一先ず塚本邦雄とか読んでみたくなった/ヴァーミリオン・サンズ、やべぇ。びしびしきてる。DUBなの?これは…全然チルアウトしてないのが最高。グルーヴィ/カサリンチュ良いね。ビー…

木尾士目『げんしけん 二代目の弐』11巻(自分が惹かれるものは、問題を解決しようとする物語で、この漫画は、決して未解決をそのままにしない。荻上の、斑目の問題は、まだ終わっていない、からこそ、二代目が在りえたと思う。波戸くんは正直…流行り優先だ…

ブラッド・バード『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』見た。 また例によって、IMAXで見なかった。がまんできなかったので。 そりゃあ確かに、最高だった。この画面で、トム・クルーズのアクションを見ることは祝祭だ。でも。 例えば砂煙の…

ラカン『二人であることの病い』買った。ここにきてまさかの文庫化。しかも、この文庫自体が、奇妙な経緯をたどって存在しているようだ、どうやら。それもまたラカンだ/マジすか学園で一番よかったのがまゆゆだったので、主演ドラマはさもありなん。ゲキカ…

スティーヴン・スピルバーグ『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』見た。3D。 鏡、ガラス、窓、瞳、瓶、水泡、水面、などの過剰であり得ない映りこみ。実写ではそこまでできない、という範囲まで表現されている。 これは技術的なものではない。CGもあ…

高橋悠治『カフカ/夜の時間――メモランダム』読み終えた。開かれて終わらない本、音楽。外から何かを呼び込むこと。書きながら考えて、論理がずれていく。書き終えたところで、それは、何も表していない/で、新宮一成『夢分析』読み始めた。このイメージの…

高橋悠治『カフカ/夜の時間―― メモ・ランダム』読んでる/MellowHype『BlackenedWhite』買って聴いてる/鎮座DOPENESSと環ROYのKAKATO、ものすごい良いのでめっちゃ聴いてる。「花の水鉄砲」、「MIDAS TOUCH」、「Deep Impact」、「夢で逢えたら」、ってい…

ジョン・ファヴロー『ザスーラ』をDVDで見た。 家の(もしくは家と)空間についての映画。 狭い空間(室内エレベーター、暖炉の中)に入ることで危機を打開する。 (エレベーターと密接な関係を持ってこの映画で描かれる)地下室という子供にとっての恐怖の…

ベネット・ミラー『マネーボール』を見た。 とりあえず、ビリー・ビーンと娘の、楽器店でのシーンを全面的に推したい。ああいうものがある限り、この映画を支持せざるを得ない。本筋ではないにもかかわらず、生き生きとしたシーン(と歌声!)。 ブラッド・…

久保保久『よんでますよ、アサゼルさん。』7巻買って読んだ。そろそろなぁ…/神座をそんなに悪く言う理由がわからん/「恋してごめんね」良い/十六茶の新しいやつうまい。普通のより/AKB のライブ映像見たけど。なんかやばいっす、悪い意味で/部屋寒/

トニー・ギルロイ『デュプリシティ 〜スパイは、スパイに嘘をつく〜』DVDで見た。 しかしジュリア・ロバーツの扱いには納得いかないな…。それは置いておくとして。 話としては、そこまで複雑なものではないのだけれど、語り口を、必要以上に入り組んだものに…

清水博『生命知としての場の論理ー柳生新陰流に見る共創の理』読んでる/Base Ball Bear 『新呼吸』何度も聴いた。全曲シングル。ギターの音を加工したりして、バンドサウンドを別のものに変えている/坂本慎太郎『幻とのつきあい方』も聴いてる。なんと言っ…

坂本慎太郎『幻とのつきあい方』買った。「君はそう決めた」のアーバンさにやられて/指原莉乃と川島小鳥の組み合わせ非常に良いと思うのだけど、できた写真が、あれじゃあね…/HUNTER×HUNTERについて。何でもない行為、日常の出来事、一般的な行事に、ルー…

保坂和志『世界を肯定する哲学』買った、ついに/松本次郎『女子攻兵』1巻買って読んだ。例によって、気持ちわるいのだけど、自分好みなのは否めない/西炯子『姉の結婚』1巻も買った。こりゃあ…とりあえず、主人公、見た目幼すぎないか。今更ながらそこが気…

清水博『生命知としての場の論理ー柳生新陰流に見る共創の理』と穂村弘『短歌の友人』読んでる/Base Ball Bear 『新呼吸』聴いてる。ボーカルの処理が生々しい部分多い/保坂和志『カフカ式練習帳』終わった/さやしりほの撮影が、渡辺達生ってすげぇ/絶対…

清水博『生命知としての場の論理ー柳生新陰流に見る共創の理』と穂村弘『短歌の友人』読んでる。 Base Ball Bear 『新呼吸』買って聴きだした。

ナボコフ『カメラ・オブスクーラ』読み終えた。映画が登場し、主人公は盲目になり、ひたすら色彩描写が溢れ、…とまぁ視覚へのこだわりと偽装。で、清水博『生命知としての場の論理ー柳生新陰流に見る共創の理』読んでる。むずかしい。ぱっと飛び込んでくる箇…

ポール・W・S・アンダーソン『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』見た。 冒頭のアトスの登場(水面からざっぱー→黒ずくめの潜水スーツ、からの、オリジナルボウガン炸裂)とか、ミレディの回転飛び(としか表現しようがない…)、スチームパンクな…

ジョー・ジョンストン『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』見た。3Dじゃなくてもよかったのだけれど、戦争のシーンなんかは機能していたように思う。やっぱり戦争映画の3Dが見たい。 例によって、キャップの知識がほとんどない状態で見た…

ルパート・ワイアット『猿の惑星:創世記』見た。 ってまず、フォーゼの衝撃が…。いやこうなることは無論最初からわかってたわけで、しかし、その「わかってる」感じが、こうも連打されると…ぐっと来ざるをえない。 この後に、今度は、すれ違いや決別の危機…

LUVRAW & BTB『HOTEL PACIFICA』買って聴く。超グルーヴィー。この黒いノリが聴きたいんだよ。そして『NOEL GALLAGHER'S HIGH FLYING BIRDS』も買った。まさかノエルのソロ買うことになるなんて。オアシスにほぼ興味なしだったんだけど/もうハオヲタになる…

『カウボーイ&エイリアン』について。 確かに、圧倒的な他者の来訪を経ても、なにも変わらず、それまでの路線を踏襲した、いかにも植民地征服的な経済発展を目指す、それも血の繋がった家族と共に、というのは、そりゃあどうかとは思う。あそこ(あの町)は、…

ジョン・ファヴロー『カウボーイ&エイリアン』見た。 「こーやって、ドビューンとUFO撃ち落とすんすよ!」とダニエル・クレイグに演技指導するファヴローさん(想像)。 しかしファヴローはつくづく、映画における、…いや何と言っていいかわからないし、言…

平野耕太『ドリフターズ』2巻買って読んだ。黒王ってBlack Lordだし、(Black Kingとかでなく)能力もああいうのだし、かつて人類を救おうとしたみたいだから、やっぱキリストなのかねぇ/ここに来てBerryz工房聴いてる。色々言いたいことはあるが、さしあたっ…

京都へ行きました。 京都とは全然関係ないこと。2つのシークエンス。 1つ目。ある密室が用意されている。そこに入ると真っ暗で、白い壁に、プロジェクターで映像が投影されている。そこに映し出されているのは、まぎれもなく自分である。いつ撮影されたかも…

最近買ったもの。透明雑誌『僕らのソウルミュージック』、やくしまるえつこメトロオーケストラ『ノルニル・少年よ我に帰れ』(「少年よ我に帰れ」の「主題歌」感やばい)、ねむようこ『とりあえず地球が滅びる前に』1巻(これはおもしろい。いちいち細部が上…

SAKANAMON 『浮遊ギミック』買って聴いてる。いやー好きだな。すべてが曲のグルーヴに奉仕している。ライブ見てみたい/『日常』終わっちまった。どうすりゃいい/『輪るピングドラム』怖すぎ。この問題は、解き明かすことなどできるのか。巨大な資金と科学…

サカナクション『DocumentaLy』買って聴いてる。良いので売れてほしい/本気でライブ行こうか考えている…/グンソクの売り出し方おかしいよ…/

色々あったけれど、とりあえず、佐野眞一『沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史』読み終えて、ナボコフ『カメラ・オブスクーラ』読み始めた。色彩描写の繊細さ、嘘みたいな偶然による劇的さ、男女関係の残酷さ、若さと美しさによる傲慢さ、そして「都市」…