木尾士目げんしけん 二代目の弐』11巻(自分が惹かれるものは、問題を解決しようとする物語で、この漫画は、決して未解決をそのままにしない。荻上の、斑目の問題は、まだ終わっていない、からこそ、二代目が在りえたと思う。波戸くんは正直…流行り優先だとは思うけど)と、荒木飛呂彦ジョジョリオン』1巻(少年漫画で、ここまで強力なアクチュアルさは、支持せざるを得ん)と磯部涼『音楽が終わって人生が始まる』買って読み終えた/で、磯部さんの影響もろに受けて、cero聴いてみた。歌声はともかく、なんつーか…普通にセンスあり、普通にうまいずらし方も知っている、という感じ。今バンドやるには、こんなセンス良くないとだめなのか/えー意外と、というか当然、『メン・イン・ブラック3』は期待していますし、見たい。ちゃんとバリー・ソネンフェルドだし、デヴィッド・コープが脚本、てのも良いし(そこにスピルバーグを感じる)、ジョシュ・ブローリンってのも…もしかして最高な映画になってるんじゃないか?とすら思う。ウィル公はまぁね…/って思うのだけれど、(今年の映画のまとめを兼ねて)やはり自分は、スピルバーグから逃れることができないという諦観。ジョン・ファヴロー『カウボーイ & エイリアン』、J・J・エイブラムスSUPER 8/スーパーエイト』、マイケル・ベイトランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』という2011年の諸作品を思うにつけ、スピやんが共通点として立ち上がってくる/デヴィッド・フィンチャークリストファー・ノーラン、ちょっとちがうけどソダーバーグ、に最終的に賭けることができないのも、それが理由か、と思ったり/でも後者の監督たちの作品の方が、ずっしりと後に残っている/翻って、ずっしり後に残るのが、そんなに良いことかよ、ということでもあるのだけれど/しかし『ダークナイトライジング』の新予告はむちゃくちゃでした。なにより国歌!が使われている。もしかしたら、アメコミの文脈からは当たり前なのかもしれないけれど、もうゴッサムを、明確にアメリカとして描くノーランの決意に感動/