2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

吉本光宏『陰謀のスペクタクル 〈覚醒〉を めぐる映画論的考察』読んでる。ついに『ダークナイト』か。両義的ヒーローであるバットマン/快楽天を定期的に購入すべきか…ふと根拠なく思った/『ゴダール映画史』文庫化のショックを引きずっている/また日本の…

デヴィッド・O・ラッセル『ザ・ファイター』をDVDで見た。 クリスチャン・ベールとマーク・ウォールバーグ。二人が演じる兄弟を映し出すのは複数のメディアだ。兄を追うドキュメンタリーの撮影クルー、画角のバラバラな過去の試合映像、ブラウン管でも見られ…

ロマン・ポランスキー『おとなのけんか』見た。 例によって、どっちらけな文章になってしまうけれど。 クリストフ・ヴァルツとケイト・ウィンスレットの鼻もちならなさ炸裂。ジョディ・フォスターの愛らしさと言ったら、ないね。 言葉を、食べ物を、吐き出す…

春日武彦『緘黙 五百旗病院特命ファイル』読み終えた。とても良かった/理解の埒外に在るものが確かに存在するということが我々に与える不安と、希望。しかしおもしろいのは、そういったこの世の外の存在と、結びついているらしき(とまでしか言いようがない)…

デヴィッド・フィンチャー『ドラゴン・タトゥーの女』見た。 言葉を用いずに、過去を語る方法。この映画では、写真、である。 1枚では意味をなさないが、その前後に連なるものを並べた時、そこには、被写体の動き、歴史、関係性が立ち上がる。それは、その…

篠原健太『SKET DANCE』22巻と春日武彦『緘黙 五百旗病院特命ファイル』買った/後者、読んでるんだけど、めちゃめちゃおもしろい。エンターテイメントでありつつも、人間の底知れなさをひしひし感じる/というか、人間を(一般的な意味で)理解することなんて…

ブレット・ラトナー『ペントハウス』見た。 ヴィクトリアズ・シークレット、スワロフスキー、GAP、トイザらス、バーガーキング、といった、企業によって(しか)、現代人は自分を表現することが出来ないのか、――資本主義社会において――、いやそんなことはな…

クリント・イーストウッド『J・エドガー』見た。 ある人物を調査し、捜査し、機密情報をつかみ、その思想や発言や、プライベートな事象、あらゆる個人情報を把握し、それらを集積し、データベース化する。 それはつまり、ある個人に対する、徹底的な承認行為…

Foster the People『Torches』買って聴く。リズムが気持ちいい/坂木司『青空の卵』読み終えた。何度も言うけど、けっこうやばい小説だった。いろんな意味で…。確かにこの二人の今後が気にはなる/

むしゃくしゃしたことがあったので、西川アサキ『魂と体、脳 計算機とドゥルーズで考える心身問題』買うたった/あと地獄のミサワ『カッコカワイイ宣言!』3巻も。徹底的な反復、同義の連続。だるさすらかんじる笑い/ECD特集のindies issue買いました。磯…

改めてジェームズ・キャメロン『アバター』を見る機会があった。あらゆる意味で臨界点に在る映画だと思った。異種族婚、兄弟のなりかわり、植民地政策、別世界への混入、死の乗り越え/伊勢谷さんのCM出てるのめっちゃ違和感/ラルクって結構打ちこみ多いな…

坂木司『青空の卵』と柴崎友香『主題歌』と『淀川長治自伝』(上)を買った。久しぶりにブックオフに行った感じ。で、『青空の卵』読み始める。ひきこもり探偵、と聞いて。いや、おもしろいとは思うけどこれ、ひきこもりっていうか…という内容だった。