春日武彦緘黙 五百旗病院特命ファイル』読み終えた。とても良かった/理解の埒外に在るものが確かに存在するということが我々に与える不安と、希望。しかしおもしろいのは、そういったこの世の外の存在と、結びついているらしき(とまでしか言いようがない)ものというのが現れて、それが時としてヒントとなったり、足枷になったりするのだけど、そういった事物を見いだし、文脈におとしこむのは、多分芸術である、ということ。その物ではないものに接近する方法としての/MSCのO2のソロアルバム聴いてる。このアルバムが好きなのは、東京の貧乏人のラップだからかも。もちろんかちっかちっと発音が耳に入ってくるフロウとか、シンプルで閉塞感なトラックもかっこよい/自分の時間は貴重なものである、とか、自己を特別な存在とする考え方が邪魔。ただの機関として自分を捉える。筒とか、そんなイメージ/隠れてやることはなく、堂々とやってるんだけど、相手に非難させる隙を与えないようなやり方で行動する。法を遵守するつもりは
毛頭なくても、法律に触れてません、という逃げ方/