2014-01-01から1年間の記事一覧

松田卓也『2045年問題 コンピュータが人類を超える日』買って読み終えた。2045年問題 コンピュータが人類を超える日 (廣済堂新書)作者: 松田卓也出版社/メーカー: 廣済堂出版発売日: 2012/12/22メディア: 新書 クリック: 3回この商品を含むブログ (21件) を…

ヨーゼフ・ロート『ラデツキー行進曲』下巻読み終えた。 《おそらくそれはソルフェリーノの英雄の声であったのだろう。彼は自分が祖父と一体になっているのを感じた。彼自身がソルフェリーノの英雄だった。父の応接室の格天井の下で薄暗くかすんで見えたのは…

デヴィッド・エアー『フューリー』見た。 『サボタージュ』とあわせて、デヴィッド・エアーの「お父さん二部作」といった趣きだった。また、その教育的な、家族的な描写がそこかしこに見られるのだけれど――ドイツ人女性を加えた険悪な「家族団欒」、「父(da…

最近見た映画。 リチャード・リンクレイター『6才のボクが、大人になるまで。』 コンセプトも、実際に撮影してしまったことも、すさまじく異常な作品だった。 映画、というものが崩壊していく感じというか…そもそも、映画のもってる枠組み自体が実は緩いもの…

最近は、I Love Makonnen『3D』『5』、ASAP Rocky『Live.Love.A$AP』、Earl Sweatshirt『Earl』、Main Attrakinoz『808s & Dark Grapes 2』、Cherub『100 Bottles』、Domo Genesis『Under The Influence 2』、Logic『Under Pressure』、Run The Jewels『Run …

バルタザール・コルマウクル『ハード・ラッシュ』ブルーレイで見た。 いやーわからんもんだ。こんななってるとは。基本的に、すべてのシーンにおいて、何かが欠けてる。その足りなさは、また余計なことやっている感のことでもある。具体的に記すのつかれるの…

アダム・ウィンガード『ザ・ゲスト』見た。 素晴らしい。冒頭、デイヴィッドがピーターソン家を訪れる際のカメラワーク、息子を思い涙する母から、ガラス戸から差し込む日光とうっすら覗く訪問客のシルエット、を最小限の動きで捉える、そこからしてただなら…

保坂和志『朝露通信』読み始めた。 《ひんぱんに氾濫した嘉彦兄の家のそばの川は富士川なのか、僕はそれを富士川だと思っていたのか。甲府盆地を流れる川はいずれすべて富士川となって逆三角形に子宮の形をした子宮口から出て山と山にはさまれてずうっと流れ…

デヴィッド・エアー『サボタージュ』見た。 シュワ先生が部室に入ってきて汚くしてるおちこぼれ部員たちを叱りつけ練習させ厳しく指導するみたいなシーンがあったのを見て思わず笑ってしまう。そして終盤で、部下のテレンス・ハワードが「ジョンを殺せ!」と…

諸事情によって、ウェス・クレイヴン『ウェス・クレイヴン's カースド』をDVDで見た。 完全になめてかかっていたことを謝罪したい。反転しガラスが割れた車を、いわば「通る」、ことで、姉弟が呪いをその身に受ける、という演出からして良い。 駐車場でのア…

ヨーゼフ・ロート『ラデツキー行進曲』下巻買った。ラデツキー行進曲(下) (岩波文庫)作者: ヨーゼフ・ロート,平田達治出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2014/08/20メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る 金井美恵子『お勝手太平記』読み終えた。…

ヨーゼフ・ロート『ラデツキー行進曲』上巻読み終えた。 《騎手は無限のかなたからこちらへ向かって突進してきた。最初は灰色のちっぽけな点にすぎなかったが、猛烈なスピードで一本の線になり、一個の個体になり、一人の騎手になり、人間と馬の身体をした巨…

パトリック・ヒューズ『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』見た。 確かにCGや合成のクオリティの低さを感じずにはいられないけど、列車とヘリコプター、車とボート、の並走や乗り移り、そして何よりも、スナイプスの帰還とアクションにはぐっとこざる…

マイケル・ベイ『ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金』をブルーレイで見た。 最高すぎる。構図やアクション、テロップの入れ方、笑いのセンス、すばらしすぎて泣きそうだった。なぜこれを劇場公開しないのか。あのとっちらかったロストエイジは、この作品の完…

アントン・コービン『誰よりも狙われた男』見た。 ぶるぶると震え、腹の底から「Fuck!!!」とシャウトするフィリップ・シーモア・ホフマンを見ることができ、幸せ。しわしわのジャケット、乱雑な無精ひげ、手から離れないタバコと酒、あの終わり方、車内部…

蓮實重彦 山根貞男 吉田喜重 編著『国際シンポジウム 小津安二郎 生誕100年 「OZU 2003」の記録』買った。国際シンポジウム 小津安二郎 生誕100年「OZU 2003 」の記録 (朝日選書)作者: 蓮實重彦,山根貞男,吉田喜重出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2004/0…

ヨーゼフ・ロート『ラデツキー行進曲』上巻読んでる。 《ソルフェリーノの英雄と並んで、ユダヤ人酒場の主人の白い髭に覆われた顔も見えるような気がした。その孫が連隊付き軍医のドクター・デーマント少尉なのだ。そして少尉は、死者たちが生者たちを呼んで…

ごちそんぐDJ、おもしろいです。 朝からポテトサラダ作って食べた。おいしかったので今後も挑戦したい。 Frankie Valli『Frankie Valli Solo』買って聴いてる。君の瞳に恋してるアーティスト: フランキー・ヴァリ出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジ…

保坂和志『朝露通信』買ったけど読める気がしない。朝露通信作者: 保坂和志出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2014/10/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る アントワン・フークア『イコライザー』見た。 少なくとも、主人公の超人的能…

玉城茉里ってオスカーなのか。かわいいな。

オモクリ監督の、ジュニア・バカリズム・劇団ひとり、っていう並び、何かの極地だな。 私がいつもやってることといえば、ベリの新曲をほめることしかありません。R&B感。 しかし、娘にしろ、スマにしろ、新メンバーのセレクトが、確実にある方向に偏っていて…

北園みなみのアルバム、昨日タワレコ行ったんだけどコーナーができてるだけで売っておらず、フラゲできなくてつらかったので今日早速行って『promenade』買って聴いてる。許してニャンはいってるのやばいな。promenadeアーティスト: 北園みなみ出版社/メーカ…

ラース・フォン・トリアー『ニンフォマニアック Vol.1』見た。 バッハ使って、3人の男との関係(という言葉、つかってはいけないんだろうけど、ほかに思いつかないので、ひとまず)を描く章(もしかすると、この両者は逆なのかもしれないけど)で、あまりに…

こないだ初めて『ワカコ酒』読んだんだけど起伏がなくて情報だけって感じですぐ飽きた。『喰う寝るふたり 住むふたり』も読んで、悪くないけど、あんまり続けて書けるネタじゃないような気も。段々出来レース感でてくる/世にも奇妙な物語、久々見て、ひどか…

見た映画。ジェームズ・ガン『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』 カエルをいじめるのを嫌悪していた子供が(この連れ去りシーン、もやの具合もあいまって、アンブリン魂感じていいなと思った)、大きくなって小動物を蹴り飛ばすの、を見たことにはじまり…

ロン・ハワードの新作予告見た。カメラは誰…すごい画だ/いそがしさから気をまぎらわすため、ヨーゼフ・ロート『ラデツキー行進曲』上巻買って読み始めた。これが、びっくりするくらい冒頭からおもしろい。しかしここまで、テキストに対する不信感に満ちた小…

ひさびさに、家にテレビのある生活をすごしてる。なぞな部分や気づいた点はいろいろある。それは置いておくとして…いや、1つだけいうとしたら、ハライチ澤部がちょこちょこ出てるのなんなんだ。 イッテQスペシャルの内村さん、好きな感じでうれしい。 これの…

ヒカリエのなんとか食堂にボスさんいた!びびった。

tofubeats『First Album』、一曲目のあがりぐあい、みんなが褒めてるパラパラも良いんだけど、「Populuxe」〜「Her Favorite」のながれかっこよくて最高だ。

tofubeats『First Album』とNOPPAL『SUMMER EP 2015』(来年の夏か…)買った。First Album(初回限定盤)アーティスト: tofubeats出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン発売日: 2014/10/02メディア: CDこの商品を含むブログ (11件) を見るSUMMER EP…