2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『高橋悠治 対談選』読む。浅田彰との対談。コマーシャルなものをコマーシャルでなく使う。

くるり『僕の住んでいた街』聴いてる。disc2が良い。「地下鉄」「かもめはかもめ」なんかは初めて聴く曲だったが、「京都の大学生」(名曲!)とか「ハローグッバイ」「さよなら春の日」「帰り道」など、くるりの切ないサイドが収められている。ブックレット…

くるり『僕の住んでいた街』買って聴く。昔のくるりっぽい曲を聴くと、ひたすらになつかしい。

『高橋悠治 対談選』読む。 《最初はヴィブラートなしに、そこに音自体の集中力……その音にエネルギーがあるから、剛直な集中力があるわけですね。しかし、その集中力は無限には続かないから、今度は少しずつヴィブラートを入れるんですね。そのヴィブラート…

『高橋悠治 対談選』読む。高橋さんは、徹底的に「個人」という考え方を信用していないんだなと(それにまつわる「実存」とかも)。集団として、という考え方は、以前読んだ本でも、言っていたような。 ECD『TEN YEARS AFTER』買って聴く。やばい。

『高橋悠治 対談選』読む。ブーレーズとの対談は、これ、険悪じゃない?っていう感じで…。《(…)むしろ素材が与えられた瞬間にそれ自体の形式を創造できるような即興を考えているのです。》(p110)

『高橋悠治 対談選』読む。音楽(芸術)は、個人の自己表現、なんていう考え方は、19世紀以来に生まれたもので、それまでは、多くの人に向けての表現(その実それは誰のためでもなくなっていく)、というような抽象的なものではなく、特定の誰か、弟子であっ…

ギー・ドゥボール『スペクタクルの社会』と野村亮馬『ベントラーベントラー』2、3巻買った。『ベントラーベントラー』は読み終えた…終わり方の切なさ…この終わりが悲劇的にならないように、すみちゃんの性格をこういう風にしたんじゃないかと思える。

蓮實重彦, 黒沢清『東京から 現代アメリカ映画談義 イーストウッド、スピルバーグ、タランティーノ』と野村亮馬『ベントラーベントラー』1巻と久保ミツロウ『モテキ』4巻買ってそれぞれ読み終えた。『モテキ』ドラマ化かぁ…。なんというか、落とし前のレベル…

『高橋悠治 対談選』読み始める。山口昌男か…。かみあってんのか、これは。

ピンチョン『競売ナンバー49の叫び』読み終えた。 打ち捨てられた人々やものや組織が、コミュニケーションをするための組織、を追い求める、という図式自体がかなり魅力的だけど、そうすることで、パラノイアの世界に入り込んでしまう、というのはなんとも……

ピンチョン『競売ナンバー49の叫び』読む。 《「(…)日に日にウェンデルはウェンデルでなくなり、もっと包括的なものになっているんです。彼がスタッフの打ち合わせに加わると、その部屋が急に人でいっぱいになっちまうんですよ。一人なのに、人の集まりな…

キムタクとマツコ・デラックスって高校の同級生なんだ/『外事警察』見終えた。ラストの篤郎の顔芸が…。最後に刺したのって、平幹の息子?かテログループにいた日本人っぽいやつか。にしても石田ゆり子エロかった…/『東京島』読もうかな。なんかいい感じに…

ポール・グリーングラス『グリーン・ゾーン』見た。 ヘリへのロケットランチャー着弾、至近距離からの頭撃ち抜き、のワンカット、アップから全景へ広がって街の所々の爆撃や戦闘を写す、などの、ただでさえもとぶれっぶれのカメラがイラク(での戦闘)という…

ピンチョン『競売ナンバー49の叫び』読む。エディパがモーテルに到着してからの描写がかっこよすぎる・笑える。ボッティチェリをする前にありったけの服を着るエディパ、飛び回り鏡を割るスプレー缶、メツガーとの情事の直前に部屋になだれ込んでくるザ・パ…

ナボコフ『賜物』とピンチョン『競売ナンバー49の叫び』読む。解注の深入りっぷりが病気…。

ふじまつ『もう かえってくれないかっ』2巻、『高橋悠治 対談選』、ドゥルーズ『批評と臨床』買った。もうかえは、つい買ってしまった…全然1巻まででよかったんだけど…/松屋でリアルゲームセンターあらしみたいな店員発見。主に帽子/ピンチョン『競売ナン…

大西巨人『迷宮』読み終えた。このあっけない終わり方!突然の事故死、手紙で簡素に明かされる真相。不均衡がすばらしい/SEEDA『SEEDA』買って聴く。トラックがメインストリームでかっこよい/「真夜中」立ち読みした。保坂和志のエッセイが、完全に、くる…

ニール・ブロンカンプ『第9地区』見る。宇宙人のCG&登場の仕方(画面への現れ方)が…。CMかと。あとあの親子(の家)は、ドリフの発明兄弟を思い出した。しかしあの無駄に段階を踏んで殺すエイリアンの武器(頭に打ち込んでから…)は良い。 『アバター』もそ…

『おべんとうの時間』おもしろかったー。弁当がよりリアルであればあるほど感動。あと作りたくなるのはすごい。…単純…。 ボルヘス『創造者』も読んでる。盲目であること。

HMVでCDを買おうとうろつくも特に欲しいものがない。ようやく、She&Him(とダイアン・バーチも、と思ったがやめた)をかごに入れて、下まで降りてストラグル・フォー・プライドのCDとかあれば買おうかしらんとうろついてみると、J-POPの棚のところどころに…

春日太一『時代劇は死なず!』読み終えた。しかしこの人は、うまく出来事を流れに沿って書いてくなぁ。そしてやはり勝新の狂ったエピソードが突出するという。東映のやばさとか。どんだけどきついんだよ、東宝なんか目じゃねーな… ………で三池崇史『ゼブラーマ…

松井彰彦『高校生からのゲーム理論』読み終えた。 とりあえずヒュームが読みたい。人間の科学=人文科学ってことか? 社会事象を、ゲーム理論に当てはめて見ると、どんな行動が利得なのか整然とわかる、ということらしい。 『チェイス』とか『外事警察』とか…

またDVDで『ダークナイト』と『ゾディアック』見る。やっぱり好きだ。ノーランもフィンチャーも、完成された画面の連続(左右の対比、とか、全体に何人かいるときの収め方)。 『ゾディアック』は、一つ一つの人物の登場、話し方、立ち振る舞い、襲われ方・…