2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

チェーホフ『子どもたち・曠野 他十篇』読む。人や物に対するある感情や記憶が時間や空間を越えていくことを(今ここ、に限ることなく存在し得ることを)、確かだ(確かに起こることだ)と、登場人物たちが感じる際の描写がすばらしいし、そういうことを信じ…

米澤穂信『秋期限定栗きんとん事件』下巻読み終えた。せつない。 平山夢明『ミサイルマン 』買って読み終えた。実話怪談的エピソードが些か強引にもりこまれている。にしても多分、平山さんはきちんとした文章が好きなんだと思った。

米澤穂信『秋期限定栗きんとん事件』下巻もうすぐ読み終える…小山内やばい。

米澤穂信『秋期限定栗きんとん事件』上巻読み終えた。やっぱおもろい。じわじわせまる不穏さ、能動と受動(小市民と推理)。つくづく一貫してる。

米澤穂信『秋期限定栗きんとん事件』上巻読み始める。

米澤穂信『ボトルネック』読み終えた。自分が世界のボトルネックだなんて…なんて酷い話だよ…。自分以外に代わりがいて、しかもその方が「良かった」わけなんだから。…ということではなく、実は良いも悪いもなくて、変わっていない、という、悲しさ。というか…

平山夢明『独白するユニバーサル横メルカトル』読み終えた。こんなにもentertainmentなのか、と驚いた。当たり前なの?この水準は…よく知らんのだけど。短編なのが残念だ…どれも長編にできるほど密度も笑いも濃いけれど…逆に、ということなのかもしれないけ…

平山夢明『独白するユニバーサル横メルカトル』、米澤穂信『ボトルネック』、マルキ・ド・サド『ソドムの百二十日』(青土社の方)、高橋洋『映画の魔』買った。で平山夢明読み始めた。もうすぐ読み終えそう…。笑い(中原昌也を思わせる)、肉体破壊、残酷さ…

山森亮『ベーシック・インカム入門 無条件給付の基本所得を考える』を買って読み始める。

クリント・イーストウッド『チェンジリング』をDVDで見た。 アンジェリーナ・ジョリーがすばらしい…というか、このような抑えた「演技」があり得るのかという驚きがまずあった。しかも、これ自体が一種の「ふり」になっている。 (コリンズ夫人の「異常さ」…

橋本治『乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない』読み終えた。最後は我慢、世襲、オヤジ…いやその通りです。

橋本治『乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない』読む。 「負け組」とは「日本経済そのもの」であり、外の「勝ち組」を引き入れることでそのことを隠蔽した。(p60) 《エコノミストは何かを言い、エコノミストの提言に耳を傾ける人は、それを自分なりに解…

橋本治『乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない』読む。朝廷=民衆

橋本治『乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない』読む。

中原昌也『あらゆる場所に花束が……』読み終えた。渡部直己の評論を前に読んでいたので、そういう読み方をつい意識してしまったけど…。まぁそれはそれとしておもしろかった。

SuiseiNoboAz『SuiseiNoboAz』買って聴いた。FACT聴いた時も思ったけど、いろんな意味でやばいと思った。かっこいいのはかっこいいんだし、買ってしまうのだけど…いいのか、と思いつつ。FACTも買いそうになったし。 保坂和志『書きあぐねている人のための小…

コートニー・ハント『フローズン・リバー』渋谷で見た。母(たち)の物語。 涙を流すシーンがよかった。特に冒頭の、すっと予兆なしに流れる涙が。

加藤周一『言葉と戦車を見すえて』買ってすこし読み始める。

『フローズン・リバー』見たい。

ジャック・デリダ『精神について ハイデッガーと問い』読む。後からきて何よりも早いもの、精神、問い。…にしても全然進まねえ…。