2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

石井光太『神の棄てた裸体 イスラームの夜を歩く』読み終えた。 一般的に受け入れられている家族、というか、人間の集まりの形、ではないもの、が、本書の中に多く登場する。それ、が、発生してしまう原因、というのが、人間が人間として扱われない状況、と…

平井玄『愛と憎しみの新宿』読み終えた。新宿の地史、古代史。で、石井光太『神の棄てた裸体 イスラームの夜を歩く』読み始める。これは、…ロヒンギャのエピソードは神話的ですらある。あまりに原型すぎる、というか。生や性に深く関わらねばならなくなった…

原恵一『カラフル』見た。しかし映画館は混んでるなーいいことだけど。 食べ物の描写のリアリティがすごい。というか、こんなに、安い食べ物に物語を与える作品があるか。実写じゃあなさそう。 声のトーンが皆低め。宮崎あおいうめぇ。 過去への憧憬、が一種…

本広克行『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』見た。 にしても、君塚さんはもう踊るを書く気がないんじゃないだろうか。話にやる気が感じられない。破綻しきって、ゆるみきってる。ファンサービスの水準にすら、達してないんじゃなかろか。犯人が…

八十八良『ウワガキ』1巻買って読んだ。細部がよくできてる。

石井光太『神の棄てた裸体 イスラームの夜を歩く』と平井玄『愛と憎しみの新宿』買った。

前田英樹『倫理という力』を読んでるんだけど、すげーむずかしい。というかつかみにくい。…しばらく読んでいてようやく後からわかってくる感じ。 平山夢明『他人事』を解説が冨樫先生だったので買って、まぁ前に読んだことがあるのでぱらぱらと。解説は普通…

グラント・ヘスロヴ『ヤギと男と男と壁と』見た。 原作には、笑いと恐怖が入り混じっている、「優れた」「おもしろい」犯罪(映画)のように。この映画では、結果として前者に少し傾き気味だったように思われる。いやもちろん、それによって得られる効果も絶大…

舞城王太郎『イキルキス』読み終えた。「鼻クソご飯」と「パッキャラ魔道」は、かなりConceptualだった。同一モチーフが繰り返し登場する…変奏。暴力や報復に支配された、壊れた語り手。その暴力は、ある一点を境に、うらがえってしまう。他者から・外部から…

LUVRAW&BTB『ヨコハマ・シティ・ブリーズ』聴いてる。アーバンソウル。M.バルガス=リョサ『緑の家』上下買った。

LUVRAW&BTB『ヨコハマ・シティ・ブリーズ』買って聴く。都市の夜の音楽。ZEN-LA-ROCK、なんかやっぱり声が好きだわ。 あと、舞城王太郎『イキルキス』買って「イキルキス」読んだ。いやまぁなんとも。

松任谷由実『PEARL PIERCE』聴く。名盤。

トニー・スコット『Unstoppable』楽しみすぎる。だってデンゼルにクリス・パインって…予告もやべぇ。IMDb見たらあと2作品あった…。 『カフカ・セレクション3』読む。「〔いかに私の生活は変化したことか〕」。 《彼らは喋らず、歌いもせず、総じて、ほとんど…

ジョン・タートルトーブ『魔法使いの弟子」見た。しかしこれを初日に見るって…。 無から生み出すのではなく、その場その場にあるもん、小物から建築物まで、銅像やら何やら、を利用して魔法対決をする、というのはやはりおもしろい。どこでも通用する超能力…

大岡昇平『堺港攘夷始末』、『メルロ=ポンティ・コレクション』、向井孝『暴力論ノート―非暴力直接行動とは何か』、ガルシア=マルケス『青い犬の目』、ドゥルーズ=ガタリ『カフカ マイナー文学のために』、『新鋭作家叢書 後藤明生集』買った。まぁ後藤明生…

椎名麟三『深夜の酒宴・美しい女』買って読み始める。暗。 久しぶりにエミネム聴いた。『Relapse』。不協和音、悪態、ぞっとする感じ。つくづくエムだ。あとリリー・アレンがけっこういい。「Fuck You」って曲が、まんまなんだけどかわいい。

ベニー・チャン『香港国際警察/NEW POLICE STORY』テレビでちらっと見る。かなりおもしろい。この人やっぱすごい。人の殺し方(傷つけ方)がかなりクリエイティブだし、なにより、ジャッキーの相棒の過去の描き方かすばらしい。昔の、ほんの一時の接点、ただそ…

『カフカ・セレクションⅢ』読む。「ヨゼフィーネ、あるいは鼠の族」読んだことあるけど、当然細部忘れてる。何かの注釈にあふれている小説。

ジョン・ロンスン『実録・アメリカ超能力部隊』読み終えた。冷戦、ベトナム戦争、ヘール・ボップ彗星、MKウルトラ計画、「アーティチョーク」、湾岸戦争、911、イラク戦争、アブグレイブ(《幽霊に取りつかれて》《また仕事をしたがっている》刑務所)とグアン…

やけのはら『THIS NIGHT IS STILL YOUNG』ずっと聴いてる。リリックの温度がちょうどいい。インストが聴きたい/ドゥルーズ『批評と臨床』読み終えた…。最後意識朦朧。何かの、ではない、外へ出ようとすること/ジョン・ロンスン『実録・アメリカ超能力部隊…

やけのはら『THIS NIGHT IS STILL YOUNG』聴いてる。これこそ・・・捨て曲なしのアルバム。七尾旅人との「I REMEMBER SUMMER DAYS」(歌声、フロウにのったラップが素晴らしい)、その後の「BYE BYE BYE」(これはやばすぎる)の流れが切なすぎて泣ける。まった…

平野耕太『ドリフターズ』1巻と楠田夏子『ことことかるてっと』1巻買って読み終えた。ドリフターズってタイトルがすげえいいなぁ。後者はまぁ普通。想像してたのとは違った/あとミシェル・フーコー編著『ピエール・リヴィエール 殺人・狂気・エクリチュール…

ドゥルーズ『批評と臨床』読んでる。《闘い、至るところに闘いがあり、闘いこそが裁きに取って代わるのである。(…)それゆえ、カフカのあらゆる作品は「ある闘いの描写」というタイトルを受け容れることもできるだろう。(…)あらゆる身振りが、防衛であり…

昨夜泥酔して二日酔いで死んだ。悪夢だった/『うぬぼれ刑事』。田舎的なるものに対する愛憎を感じる。「所沢サイコー!」って、…。/『熱海の捜査官』途中でリタイア/星野源『ばかのうた』聴いてる。異常に切ない。思ってたより編曲?が凝っている。むっち…