デヴィッド・エアーサボタージュ』見た。

シュワ先生が部室に入ってきて汚くしてるおちこぼれ部員たちを叱りつけ練習させ厳しく指導するみたいなシーンがあったのを見て思わず笑ってしまう。そして終盤で、部下のテレンス・ハワードが「ジョンを殺せ!」と開ききった目で言う時のテンションの上がり具合に、これは、師匠や先生というより親殺しの禁忌を犯そうとしているんだとわかる。そんな彼らよりも優先すべきものがジョンにはあったということなわけだけど。
刑事役のオリヴィア・ウィリアムズが、リアリティあってぐっときた。その彼女が急に…みたいなシーンも、役者自身の力で成立させている(と信じたい…)。
穴に銃口だけを突っ込んで対象を見ずに撃つ、という行為が多用されていて、つまり対象がみえない状態でまず攻撃が先んじる、ということだ。疑ったり、信じたり、そんなことする前にトリガーを引けと。