ジョー・ジョンストンキャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』見た。3Dじゃなくてもよかったのだけれど、戦争のシーンなんかは機能していたように思う。やっぱり戦争映画の3Dが見たい。

例によって、キャップの知識がほとんどない状態で見たので、彼の最初の任務である、国債の宣伝、というより、戦意高揚のための活動の存在を知らず、まさかの映画出演、とは…テンションあがらざるを得ない。
例えば、盾のモチーフの連発(「本物」が出て来るまで)や、キューブ、トニー父の登場(にしても、父親が堅かったから、トニーがちゃらくなった、っていう設定じゃなかったっけ)、といった作品外の知識を必要とする設定や描写が見受けられたのだけれど。少なくとも、これまでのマーベル映画見てないと、って感じだった。
ただ、エンド後の『アベンジャーズ』予告は、画角サイズが変わってて不満。
うーん、なんかいろいろ思った気がするんだけど、忘れてしまった。
言わすもがな、なのだけれど。ただ走るだけ、飛ぶだけのアクションというものも良いものだ。
壊滅状態のヒドラの武器工場で、キャップとレッドスカルが対峙するカット、爆発を背に二人は向かいあう、ところがめちゃくちゃかっこよかったっす。
そして、ラストのセリフね。あれ地味に、悲惨な状況じゃなかろうか。切ない。
重要なのは、あのキャップは、ベトナム戦争も、キューバ危機も、湾岸戦争も、無論9.11も知らない状態で、現代によみがえっている、ということ。それって地味に怖くないか。「アメリカ」の名を背負うヒーローが、そうした戦後の暗部を知らない、というのは、不気味、というか、何者かの強い信念すら感じる、というか。

久しぶりの普通のペプシ飲んだ。うまい。つーかなかなか売ってない/「胸さわぎスカーレット」めっちゃ良い曲/スパンク・ロックの新譜出てた/金井美恵子『ページをめくる指』読み終えた。『ちいさいおうち』にも言及していてうれしかった。あんまりほめていなかったけれど。あと絵本って、やはり悲惨で不気味なものも多い/ナボコフ『カメラ・オブスクーラ』ひどすぎて読めん。えげつなすぎる/木村カエラ8EIGHT8』もしかして良いアルバムか?/高橋悠治カフカ/夜の時間―― メモ・ランダム』ほしいっす/松田翔太で『ハードロマンチッカー』映画化、ってのも『スマグラー』ばりに古さを感じる/ポケモンの漫画が、全然知らないキャラになってた。リブーストって…/