木尾士目げんしけん 二代目の壱』10巻買って読みながら、「いたたまれなさ」について考えた。この漫画の、全編にわたって存在する「いたたまれなさ」はなんなんだろうか。その場所に居づらかったり、ある人と一緒にいるとどうしようもなく心がかき乱されたり、恋愛や友情での人間関係の形成の仕方がなかなかわからなかったり、あらゆる混乱した感情が存在する状況を描いている。それが発展していったらどうなるのか。それは、自分を殺すか、相手を殺すしかない、という展開が、『五年生』だったり『ぢごぷり』だったり、荻上だったりする。ぞっとする、人間の恐ろしさ/Benny Sings『ART』聴く。こういう風になってくれるのを望んでいたよ。すばらしい。この軽快さ/