2009-01-06 ■ 深沢七郎『笛吹川』を読み終えた。ものすごい凄惨な終わり方。ほぼ死んだ。解説でもふれてたけど、死に方がひどくてあっけなくてすばらしい。 自分が感じてた、中庸な感じ、というのが、解説では、すべてが均等に(?)物に見えてる、と言っていた。そうだと思った。過剰さがない。だからといって、そこに意味はないと思うけど。ただ、そう見えてるだけで。 とりあえず金井美恵子『噂の娘』を読む。