高円寺に行った。なんともいえない安い定食屋で食べた。大岡昇平『少年 ある自伝の試み』、高峰秀子『わたしの渡世日記』上下、ロラン・バルト『第三の意味 映像と演劇と音楽と』、フルトヴェングラー『音と言葉』を買った。すべてコクテイル書房のでびびった。
ロブ=グリエ『迷路のなかで』読む。きちんとした時系列があって、それをばらばらにしているのか?(兵士が着ていたものと仮兵舎のようなとこで着替えたものの二つの外套の違いに、少年が気付いたりする)あとは徐々にイメージやエピソードが統合されていくような気が…(少年が、キャッフェにも仮兵舎にも案内したように描かれつつある)でもそれらはいかようにもひっくりかえすことができるものでしかない。
あと青木淳悟『よい子は家で』おもしろすぎる。