キム・ジウンラストスタンド』見た。

やべぇ、何も思いつかない…。なので、関係ないんだけど、この映画に出てくるジェイミー・アレクサンダー(ソーのシフ役)と、『RED』のメアリー=ルイーズ・パーカーと、レベッカ・ホール、って似てる。見た目の雰囲気と、女優としての立ち位置が。
終盤に、背の高いとうもろこしをかき分けていくという奇妙なカーチェイスと、車から降りての疾走、があるのだけれど、2台の車が畑の中で停まって互いの動向をうかがっているという演出、逃げていく男に目いっぱい寄るカメラワーク、というのは、不思議とハリウッド映画にはないように思えて新鮮。あと色調も、うっすらパステルっぽい風景の感じとか、まぁ安直に言ってしまえば韓国映画のように見えるのもおもしろい。
そしてシュワルツェネッガーにはやはりロマンスはなく、むしろ見守る役割、というのはエクスペンダブルスのスライと同じか。しかも後者と違い、そもそも女性関係の描写が見られない(既婚者なのか、とか…)。
そして、アクションにおいては、同じ攻撃を敵と互いに与え合っているにも関わらず、まるでそのダメージや痛みが、相手の受けているものより大幅に減少しているがごとき無敵さ。
なにか…なんといっていいか、地に足がついていないようなヒーローっぷり、というか…。
例えばここに、『アウトロー』、を並べてみると、たしかにトムも、その無双感はファンタジーの領域なのかもしれない、と思いもする。