倖田來未のラブリーと同じくらい話題になるべきな山Pのサマーヌードカバー…を今日念願の初めて聴いた、んだけど、まぁ普通/笙野頼子『小説神変理層夢経 猫未来託宣本 猫ダンジョン荒神』読んでる。本来の自分の魂が、荒神として戻ってくるのしびれる。それは想像だにしていなかった展開/そういや、すでに『風立ちぬ』の4分間、2回見てるのだけれど、泣きそうになってしまうくらい凄い。4分、というのはつまり「ひこうき雲」をフルで流すということだ。モノラルの荒井由実を劇場で大音量で聴くという幸福がまず存在する/まず地震の描写に冗談でなく震えが止まらなくなる/そして、キャンバスに吐かれる赤黒い血液(『もののけ姫』での呪われた血のようでもある)、墜落し破壊された零戦をバックにタイトルが出る、という予告編としては異例すぎる不穏さ、不吉さはなんだ/瀧本美織の声もすばらしい。この人の声、元々若干「古い」声なのだな/無論西島さんも楽しみ/またまだ予告の段階で語りたいことたくさんありすぎるので、本編見たら死んでしまうんじゃないかという気すらしてくる/