ミカエル・ハフストローム『大脱出』見た。

アルとスライの殴り合いを見ての、「もー、やっぱり男の子は男の子なんだから」(注・一部台詞を変更)、「もっと音量上げてっ!」(注・一部台詞を変更)と指示しつつ部下の坊主頭を指でなでる仕草、極度に抑えられた声量、など、ジェームズ・カヴィーゼルのエロスがはんぱじゃなかった。あのキャラクター造形はよすぎて震えましたね。
そして、ひたすらじゃれ続け、ちょっかい出しあうアーノルド&スライ。おまけに、監視カメラへの「はいチーズ」、死ぬ間際のファラン・タヒール(ばっちり壮絶な見せ場を作ってもらってる!この「バランス感」がなつかしくもあり…)へシュワが顔近づけて「お前も来いよ」「無理だ、俺は置いていけ…」っていうやりとり、キスすんのか?っていう雰囲気でした。なぜか、「(おっさんの)カワイイはつくれる」というフレーズが始終思い浮かんでいた。くたびれダンディと化していたサム・ニール…。
スタローンの、「絶対に」殴打や蹴りを受けてから反撃する厳格なルールに基づいたアクションや、まんをじしてのシュワルツェネッガーのマシンガンぶっぱなしに当然のごとくかかる最高なスローモーション、…オープニングクレジットが出た時とか建築物の構造を見せるときのCGとかの「だせー」って感じが見ているうちにどんどんのってきて「良さ」になる。
シュワちゃんの娘役のケイトリオーナ・ベルフ(Caitriona Balfeってこう読めばいいのかな?)、きれいでしたね。スタローンの相棒でもあるエイミー・ライアンの顔の雰囲気にも心つかまれまくった。この2人、額の感じが良い。
そして50セント出てきた時のなぞのうれしさ。


岩本ナオ町でうわさの天狗の子』12巻買った。

最終巻。めでたいし、ラストの、これまで抑えに抑えられていた告白に悶絶。