ニコラス・ウィンディング・レフンオンリー・ゴッド』見た。


ざっくりハイタッチでのフット後藤さんのつっこみで言うなら、「趣味(強いわ)!」っていうか…そういう感じ。いや、「主張!」か。赤と青。暴力。音楽(かっこよすぎた!)。
ライアン・ゴズリングのスーツが、室内では黒に見えていたのだけれど、外へ出ると、明るい紺、というか青、だったことがわかった時の驚きが最高だった。
あとまぁ、誰しも言及したくなる、カラオケ、という。なんか、やっぱ、カラオケ、って不自然なんだろうな。行為として。娯楽としても。
wanna fight?っていったくせに、ぼこぼこにされるゴズやん(その前で、店の客を意味もなく痛めつけてたから、自信あんのかと思いきや)。顔をずたぼろにしたかっただけかよ!って思った。
クリスティン・スコット・トーマス(ゴズリングを抱きしめた時の、手元が臀部をつかんでいるあの仕草で、一発で「どういう」母親か、「どういう関係か」がわかるのだった)の、息子二人のdickに関する台詞で、過剰に笑った観客がいた。あれが金井さんがエッセイで書いてる、若いシネフィルかな…。