超今さらなんですが、『ニシノユキヒコの恋と冒険』の、庭での水撒きと、薄暗い空に吹く風、にはテンションあがった。『抱きしめたい −真実の物語−』の、海から吹く風も。
しかし、『抱きしめたい −真実の物語−』は、語りつくせぬ魅力がある。あの、日本特有の室内空間のとらえ方はなんなんだろうか。つかさの少し特殊な一人暮らしの部屋、雅己のソファーのある部屋、つかさと母が向かいあうダイニングテーブル(向きが逆になり、別の場面では雅己を含めた3人が相対する場所にもなる)、雅己の実家の居間。なんのことはない、はずなんだけれど、カメラの位置とか、ほんと、ぐっとくるとしか言いようがないのだ。

瀬川はじめ東京ESP』9巻買って読んだ。

うーん、すさまじい。主人公が拷問されるのとか、さらっとこの絵で描いているのすごくないか。