アラン・テイラーマイティ・ソー/ダーク・ワールド』見た。

メインタイトル出た次の瞬間、いきなしロキたんのアップ。そしてクリヘム脱ぎ、おおざっぱな兄とちょっといじわるな弟の言いあいながらの珍道中、とこっちの「見たいもの」に自覚的でしたよ。ステラン・スカルスガルド先生の肉体ももちろんのこと…「The Nymphomaniac」(日本で公開できるんだろうか。キャストはんぱないけど。全然関係ないが、ラース・フォン・トリアーの映画、好きじゃないんだけど、見るしかないと毎回思う)より先行して披露なさっております。さすがです。…いや良く考えたらポスターで脱いでるだけで本編では知らん。
元々そうなんだけれど、今回はさらに、世界観、それに加えて、戦闘シーンの、でたらめっぷりが激しくて感動した。理屈はほぼのみこめなかったのだけれど(科学的屁理屈ならまだしも、あの世界にある遺跡を結ぶと…という今更な完全に電波入った展開にはしびれたけれど)、とにかく異空間同士が脈絡なく接続され、人物やらクリーチャーやら戦闘機やらが、敵味方入り乱れて移動しまくる。ロンドンの廃墟と異世界の禁忌の深層が繋がるという発想も嫌いじゃない。ダークエルフの「戦艦」の不可視の能力、ロキの得意技である偽装、とか、ヴィランの特徴が視覚をごまかすという点において似通っている、のとか。でもこれは最早個人的好みの問題。
ベニチオ・デル・トロが出てきてびくっとなった(ガーディアンズなんちゃらのキャラなんだね)。いつものマーベル映画のお約束としてのスタン・リー御大はわかりやすかった(しかし、優秀な科学者が気が狂って精神病院に入れられるという設定、REDリターンズでも、「オーディン」が入ってたし。イギリスはそういうことよくやるってことですか?違うね)。エンドロール後のおまけは期待してたのと違くて少しさびしい(ぼかぁ社長に会いたかったんスよ)。まぁ本編中に出ちゃってたからな。ロキの口調をまねるキャップ、というかクリス・エヴァンスににっこりした。
マーベルのロゴ新しくなってた?「MARVEL STUDIOS」ってのになってたし。まー映画でもうけてるからね。