20170202

今日も今日とて面接。また癖の強い人だった。終わって本屋。ヴァージニア・ウルフ『船出(上)』、ロクサーヌ・ゲイ『バッド・フェミニスト』、植本一子『家族最後の日』、三田文學の保坂和志特集号を買う。もっと他に欲しいものがあったけど見つからなかったのでそれを理由にひとまずやめた。オリバー・ストーン『スノーデン』見た。アメリカの映画、オバマの映画だった。スノーデンが日本に来て仕事をしていたのを初めて知る。世界各国に仕掛けられたマルウェアの存在も、まぁそういうことはあるだろうとは思うけど、改めて言われると…。ウェンディーズでダブルバーガー、めっちゃ腹にたまった。帰ってきてなぜか眠くなり寝てしまった。起きて、借りてたDVDでジョン・エリック・ドゥードル『クーデター』見た。抜群に面白くて興奮した。劇場で見てたら2015年のベストに入れてたかも。冒頭のカメラワークと的確な編集、最小限だが充分な画の見せ方にテンションあがった。ピアース・ブロスナン演じる諜報員らしきオヤジの使い方も、なかなか出てこないなと思わせつつ正にここだというところで満を辞して登場、ガンアクションも手堅く、ベストなタイミングで"退場"させるし、とにかくちょうど良い。尺も100分程度。ドゥードルがこの手の映画をもっと撮ってくれたらなと思う(それかマーベルが目をつけないのかな)。栗原康先生の『現代暴力論』読んでるけど、栗原先生節の部分より、例えば、堀江邦夫『原発ジプシー』の引用が面白くて、元の本も読みたくなる。勿論そういう紹介者としての機能も本の魅力ではあるけど。