In My Mind

In My Mind

Fly Or Die

Fly Or Die

シーイング・サウンズ

シーイング・サウンズ

Nothing

Nothing

The Neptunes Present...Clones

The Neptunes Present...Clones

らへんを聴きなおしていた。『In My Mind』、出た当時の評判も良くなかったし、最近のファレルのインタビューでも自己評価低かったけど、好きだったし、今聴いてもよいんだけどな。


染谷将太『シミラー バット ディファレント』見た。

車のウィンカー、衣擦れ、呼吸、煙草を吹かす、目玉焼きの半熟の黄身をつぶし、トーストをかじり、紅茶を飲む。氷の入ったグラスに酒を注ぐ。音のフェティシズム


で、続けて、濱口竜介『不気味なものの肌に触れる』見た。

くそほどおもしろかった。石田法嗣の身体つき、すばらしい。浮き出る背骨はセクシーというより、生き生きとしすぎていている。その生々しさ、現代に似つかわしくなさ、を、「きもい」というのかもしれない。
染谷将太の、のぺっとしたなで肩の、軟体動物のような、無脊椎のような身体。触れられそうになっても逃げる(アスファルトの上に寝転んで、兄の手から逃れる時の「異常に」ぬるりとした動き)。
渋川清彦が鏡越しに彼女を見る、ぞっとするカット。突然他者の首元や口元をつかむ仕草。
濱口監督には、近年のいがらしみきお作品を映画化していただきたい。絶対あうと思う。
全然関係ないのだけれど、何か映画の中で、不思議なことが発生する時、それに無理やり理屈をつける方が好きだ。


エマニュエル・ルベツキさん、アカデミー賞最優秀撮影賞おめでとうございます。マコノヒー受賞いわずもがな、ジャレッド・レト助演男優賞獲得したのなんかよかった。