半田健人くんのソロアルバムなんて、いい意味でやばさしか感じない。ぜひ聴いてみたい。


ECD『FJCD-015』がitunesで試聴できるので聴いてるんだけどめちゃくちゃかっこよい。「HIPHOP WALTZ」のロックサウンド、「止めたってムダ」のイルなシンセとOMSBサンプリング、「ECDのジャスト ア フレンド」の《ひたすら誰かに恋したあの頃》というしびれるリリック(《右往左往さ》というなつかしいラインも!)、「S・P・Y」の欲望だだもれラップ、なによりもここにきてさらにいびつに変容したECDさんのフロウ、…止められなくて全曲チェックしてしまった。



ギターカッティングぱねぇな。

ドラムマシン最高。
あと今回のニューアルバム関連のインタビュー読んでて、歌のレベルとかかなり意図的だと知って、それならまぁいいか(?)と思った。そしてホンマカズキさんが同い年ときいてぐっときてる。杉本暁音さんというメンバーが気になります。ブログの写真とか見たら基本孤立してるように見えます。


Especia、坂本慎太郎『ナマで踊ろう』、女子流のニューアルバム(『Killing Me Softly』タイトルやべぇだろ)もあるし、そんなに買えません。女子流はまぁ、買わないかもだけど。Charisma.com『DIStopping』なんてのもある。6/4はなんなんだ。


Chief Keef『Almighty So』というミクステ落としてきいたらあれっ…という感じで良い。この人はトラック選びもラップも独特すぎる。あとLil Durk『Signed To The Streets』ってのも普通っちゃあ普通なんだけどなぜか沁みてくる。RZA『Only One Place To Get It EP』が超よくてなきたい。


見たい映画として、劇団ひとり『青天の霹靂』がある筋でほめられているのを見て俄然興味がわいてきた。作品尺の短さ(そればっか言ってるけど…96分!)もかなり気になる要因。それと『ディス/コネクト』、そしてずっと言ってる『ブルージャスミン』『ニューヨーク 冬物語』(書かないと忘れる)。


厚田雄春蓮實重彦小津安二郎物語』読んでる。パンチきいた描写が連発。
《――いわゆる、カッティング・イン・アクションというやつですね。立ち上る動作の途中でカットして、次のカットをロングで引いてつなげるという編集は、ふつうはキャメラを同じライン上で近づけたり遠ざけたりするものですが、小津さんの場合は、まったく逆方向からのショットにつなげている。》(p218)
《(…)畳ってのは、長方形のやつを縦横直角に組み合わせて入れてあります。だから、ロー・アングルでねらうと、縦と横の目の違いがきわだっちゃう。ライトを上から強くあてたんじゃ、影が出てその違いが強調されてまずいので、低い横からのライトでそれを抑えていくわけです。縦と横の目の影が出たんじゃ構図がこわれてしまう。(…)畳は本当に厄介なんですよ。縁が黒いでしょう。あれが目立ってもいけない。だから、あの縁を特別に細くすることなんかもよくあるわけです。》(p220)なんか呆然とした、このこだわりに。
加藤泰のロー・アングルは《(…)地面に穴を掘っちゃって、キャメラを入れて低い位置から人物をねらって長い芝居をさせる。》(p220)なんじゃそら…。
《(…)食事の場面や料亭なんかでは、必ずビールびんが置いてありますね。これは、ロングに引いといて次のショットでアップに寄るってときなんか、同じびんだと大きくなりすぎてバランスが崩れるから、寄る時は小びんを使うんです。》(p232)
《(…)ビクターや森永の広告塔なんかもローで撮ってはいません。そういうときでも、あんまりあおらないで、水平にねらいますね。ビクターは、高速道路の上にキャメラを置いたし、『彼岸花』の東京駅のドームも、八重洲口側の国際観光ホテルの三階ぐらいから、素塀に近いアングルで撮っています。》(p235)さらっと言ってるけど、すごいと思う。


前からずっと気になってるんだけど、門脇麦ちゃん、…まぁいいか。



制服のよさをまったくかんじませんね。