三四郎の小宮さん、ラジオを聴くと、爆笑問題カーボーイでのオフビートな時の太田さん的趣きある。


劇場で『思い出のマーニー』の新しい予告見た。おもしろそう、とかはないのだけれど、胸がざわつくような感じ。


ダグ・リーマンオール・ユー・ニード・イズ・キル』見た。深夜先行上映に駆け付けた。

宇宙からの侵略者との戦争をあからさまに第二次大戦に重ねている。冒頭登場する、軍帽を斜めにかぶり片目を隠したトム・クルーズの姿。ケイジとリタが逃げ込みコーヒーを口にする郊外の農家らしき廃屋。フランスでの最終決戦の舞台は地下。
ギタイ(って字幕では統一していたけど英語でなんて言ってるか聞きとれず)の動き、見たことない気味悪さと速さがよかった。対して、鈍重なデザインのパワードスーツ(トム兄の動きが抑圧されている)。
過去が改変されて、失った愛する人は救われるが、蓄積した時間も消滅し、それは一方の中にしか残っておらず、彼女と再会(しかし初対面でもある)した時に涙を浮かべるケイジの姿で終わる、というラストは、近年のトム・クルーズ主演作品に共通する、完全なハッピーエンドを拒否し、男は救世主であるが決して満たされることはない、という形になっている。

うーん最高。何度も撃ち殺されたさある(頭おかしい)。