森山至貴 『LGBTを読みとく クィア・スタディーズ入門』
荒井裕樹『車椅子の横に立つ人 障害から見つめる「生きにくさ」』
ハイメ・マンリケ『優男たち アレナス、ロルカ、プイグ、そして私』
伊藤亜紗『手の倫理』
フランソワ・トリュフォー『ある映画の物語』
宮野真生子・磯野真穂『急に具合が悪くなる』
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何かと何かの間、そのあわいについて書かれた本たち。しかしその曖昧さに浸ることにも弊害があることもわかっている。だからどこかで決断しなければならない。ただそこにもある種の迷いや戸惑いが含まれ続けることになるだろう。
あとはファビエンヌ・ブルジェール『ケアの倫理』、ヴァージニア・ウルフ『幕間』、岡啓輔『バベる! 自力でビルを建てる男』、古庄弘枝『沢田マンション物語』、島田潤一郎『古くてあたらしい仕事』、郡司ペギオ幸夫『やってくる』、東浩紀『ゲンロン戦記』、蓮實重彥『見るレッスン』もよかった。
最後に、今年読んだこの本を挙げて終わりたい。