マイケル・ベイトランスフォーマー:リベンジ』見た。
前回よりは、脱力なシーンが少なく、バトルが多かった。それが別にいいことというわけでもないけど。でも前回の「ファックサインおばあちゃん」とか「家の形で隠れるロボ」みたいなとことして、お母さんがはっちゃけたりラリったり、冒頭の下ネタ連発があったりとかしたから、まぁ少なかった、ということはなかったかもしれない。
トランスフォームの時に周囲をぐるぐるまわるのは相変わらず、それに加え90度回転させたり、夜戦ではロボ表面の輝きや光の反射と照明が入り乱れたり、見易さとは全然関係ない。アニメやおもちゃより地味なカラーリングになった彼らはますます判別つきにくく(個人的には、だけどディセプティコンが)、ただごちゃごちゃと、こわれたんだかこわれてないんだかわからない戦闘を繰り広げる。生死がよくわからない。ロボだから…か。上海の狂ったネオンサインのある工場や、林での戦闘はかっこよすぎるとしか言い様がない。
かたや上海やエジプトでの巨大なやつから、超小型のやつ、合体(最高)から分裂、究極の擬態まで、バリエーションが一気に増えた…というか、もうなんでもあり(なんでもいい)になったという感じ。
当然スピルバーグやシャイア、神殿(これは聖杯の時っぽいか?)、太古の昔の「先住者」たちの存在、なんかからインディ最新作を思い出したりもした。
過剰に(でもいまや当たり前か)リアリティのある音や描かれるシーンの比重が大きかった人間の戦闘。銃弾や爆発音…あとは頭が吹っ飛ぶだけだ、と思っていた。
蘇ること。
ビーのキャラ立ち、暑苦しい人物の胸上からの撮り方…それぞれ感情移入をねらっておるんだろうか…。
で、結局、ロボが蠢きまくって変形してるのを感動しまくった。