ジェームズ・キャメロンアバター』3Dを六本木で見た。目が疲れた…。

図らずも『クォンタム・ファミリーズ』だったのだけど。
つまり、並行する世界と夢、選択について、ということ。
しかし、…しなかったことはしなかったことであって、それは単なる後悔なんじゃないか…でも単なるってもんじゃないのか。
そのしたかもしれなかったがしなかったことが増える、というのが、読んでる最中はなるほどーと思っていたけどよく考えてみれば、そんなことはあまり思わないのだった。その都度、自分の選択なのだから…しかし、これは他人に適応させてはいけない、…という時点で間違ってるのかもしれないが、…すべての選択は自分だけが原因になるということは絶対にないのだし。しかし誰かのせいにし続けることもできない。だからやっぱり後悔とかではなく、ぼんやりとした、あったかもしれないものたち…亡霊なんだろう。ただ、亡霊はこちらを脅かしたりはしないのだろう。
アバター』ラストに一瞬びくっとなったけど、今考えてみるとただ選択しただけだ。いや、果たさなければならない責任が存在する世界の方を選び取ったということか。
ブルーノ・シュルツ『シュルツ全小説』買った。