高橋源一郎『さよなら、ニッポン ニッポンの小説2』読み終えた。
自然と歴史・人生、について、とか、近代国家と小説、とかいろいろとおもしろかったし興奮させられたけど、穂村弘『短歌の友人』が正直一番読んでみたくなった。現代短歌についても知りたくなったし。

マックのアップルパイの皮だけで生きてゆけると彼女のたまう
港区のガールズバーに通い詰めた男の変死体が今朝見つかった
雨音でふと目が覚めた美容室では成り行き任せ
露っぽさたたえた濃い芝生目にうるさくてしゃがみこむ

東浩紀サイバースペースはなぜそう呼ばれるか+ 東浩紀アーカイブス2』と西島大介&さやわか『西島大介のひらめき☆マンガ学校 マンガを描くのではない。そこにある何かを、そっとマンガと呼んであげればいい。』を買って後者読み終えた。これ小説でやったらどうなんだろうか、というか、どんだけ小説のことを考えてるんだろうか、自分は。