中二病でも恋がしたい!』は確かに、中二病、に限定されることのない過去を払拭できない人物たちの物語だな。しかもそれが別の形で(自分以外の人間によって)回帰してくるという構造。
悪の教典』について/ダルビッシュ弟もよかったわ…いやよかったというかあまりに生々しかった。「俺金ねぇぞ」の声の出し方とか/所々に入る映像加工(アメリカ時代の回想、喋る相棒としてのショットガン)、CGの使い方の悪趣味さ(いい意味で)。そんなことをしなくても語れそうなのに(例えば、「20××年、ニューヨーク」とでもテロップを出してロケでもすれば…)、あえてせずにそういうものを用いてしまうのが三池さんだなぁと/久米先生が電話を受けて「どちらですか?」「自宅ですが…」には、つっこみ感満載。なんなんだお前んちは/あの自殺していた子は…実物かのような眼を作ることができる技術をもってすれば、あんな傷を擬装することもできるんじゃなかろうか/山田孝之がどんどん好きになってしまうわ。花くまさんがツイッターで「山田孝之=ケビン・ベーコン化」を唱えていてその通りだと思った次第/松岡茉優でてましたな/順序的には、桐島、悪の教典ヒミズ、の三本立てで/ごめん軽く見くびってたけど(生田斗真のビジュアルは微妙だけど)『脳男』おもしろそう。まじでバス爆発してたし、二階堂ふみ太田莉菜ってのもなんとも言えず…/