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橋本一『探偵はBARにいる』DVDで見た。

いやー、オールドファッションな映画だった。映像の質感も、いかにもな感じで…。フィルムだろうかやっぱり？昔のVシネや、刑事ドラマっぽくもあり。まぁキャスティングも、かなりそんな感じ。また本宮泰風出てたし、ようわからんキャラクターの波岡一喜とか。安藤玉恵も良い役で出てたな…。演出で言えば、銃撃のシーンのスローとか、おおなつかしい、っていう。
アクションも、がっつり本人が演じていて、いくら雪の上とはいえ、かなり高さのある飛び降りをしてたり。松田龍平の回し蹴り、かなり速かった。
物語としては、「探偵」という存在は、徹底的に、事後的にしか物事にかかわれない、というある種の無常感があった。映画を見る（「走馬灯」の）観客にしかなれない、というか。だから彼は、霧島に会えないし、田口夫妻や加藤の死の決定的瞬間には立ち会えないし、沙織の行動を止めることもできない。
Daft Punk『Random Access Memories』買った。