風邪ひいて会社休んで寝込んでた。


ジャスティン・ティンバーレイク『The 20/20 Experience 2/2』買った。

20/20 Experience - 2 of 2

20/20 Experience - 2 of 2

まだ全然聴いてないっす。


『花に舞う・日本遊民伝 深沢七郎音楽小説選』読み終えて、イーヴリン・ウォー『ご遺体』読み始めた。

ご遺体 (光文社古典新訳文庫)

ご遺体 (光文社古典新訳文庫)

久しぶりに、このテイスト、文体、イギリスの小説、を読んだような気がして、すこぶるおもしろい。アメリカ、それもハリウッドが1つのモチーフになっているので、映画にしたらいいのに…とか思ってたら、とっくのとうに映画になっていた。

YouTubeに全編アップされている。監督トニー・リチャードソン、脚本テリー・サザーン
もし今映画化するなら…。
…というか、こないだの、リンクレイターの映画を思い出してしまうので、ジョイボーイはジャック・ブラックになってしまうなぁ。


昨日夜、風邪でうつらうつらしながらも、『映画の怖い話 黒沢清対談集』読み終えてしまった。

映画のこわい話―黒沢清対談集

映画のこわい話―黒沢清対談集

万田邦敏とのばちばちとしたやり合い(というか両者の差異を浮き彫りにしようとする万田さんの試みがあったんじゃないか)、ドライブ感と飄々とした言葉でずけずけ言う相米慎二、あと蓮實さんとの対談(は当然だけど)、がおもしろかった。


ele-kingtofubeatsインタビューで、ECDの新譜だったら何も聴かずに買うしECDはもうそういう領域にいるけど自分はそうではない、だから全曲試聴やらなんやらやった、というようなことを話していていた。
まぁつまり名前で買うということなんだけど、保坂和志は、自分にとってそういう作家で、『未明の闘争』も当然見つけたら自動的に購入、したわけだけど、まず、この表紙はどうなんだ、ということは思った。

いつもの路線、とは明らかに違う、なんというか、重々しい。だって、『考える練習』なんて、ダルマの写真だ。
おまけに、書店店頭に飾られている、講談社が用意したPOPの文面が、狂っていうというか…。ですます調の、なんか、「生きる気力がわいてくる小説です」(全然ちがうけど)みたいな…。
で、思ったのは、保坂和志が好き、という人たちは何も言わずとも、どんな形でも買うけれど、今回の作品は、そういう人ではない、今まで保坂和志の小説を読んだことがないような人に向けてアピールしたいんじゃないかと思った。
例えば、このサイトの内容紹介はどうなんだ。

3・11以降の日常と非日常がごちゃまぜになっている我々の本当にリアルな現実が目の前に登場してくる。そう、この『未明の闘争』は我々の物語なのである。 チェーホフゴーゴリ宮沢賢治小島信夫・・・・・・という文学や、セシル・テイラー三上寛ローリング・ストーンズ・・・・・・という音楽に彩られたこの小説は、【今を大切にしたくなる本】の最高峰といえる。

え、何いってんの?って気持ちになりませんか。たとえるなら、重松清の紹介文かと。
カンバセイション・ピース』なんかは、とりあえすものすごく風景や人物を描いていて、その描写の積み重ねで「何か」を提示しようとしていた。でも今作は、文章のなかで、結構頻繁に、何を伝えたいか、言葉にして書いている。それは、保坂さんの小説論や考え方を吸収している人間なら、はっきりわかるくらいの形だ(そうでない人には、もしかすると伝わらないのかもしれない)。
かと思えば、葬儀場から駅、シーバスに乗って中華街へ、という移動の中で、複数の人物たちのとりとめのないやり取りと、時間が経つに連れて変化していく空の様子、その2つだけを延々と描くくだりもあるから、一概にそうとは言えないのだけれど。(本人も、《(…)光のことをたくさん書いてるからです。夕暮れの光の変化、晴れの日の光の差し方、みんなが知っている光を思い出すんだよね(…)》と語っている)
そういう意味で、「正しく小説論3部作以降の小説」と言ったんだった。

あと、最近、誰かのブログで、保坂さんについて、プー太郎が好きとか言ってるけど、自分はしっかり就職して、30くらいまでサラリーマンやってたじゃん、と言っていたのを読んだり、ele-kingで読んだ湯浅学との対談で感じた、その時代あたりの話での微妙なかみ合わなさ、とか、微妙な違和感を感じているのも確か。まぁそれは昔からだけど…この人、良いこと言いすぎ、という気がしていたし…。


褒められているのを見て、この動画をみたんだけれど、エッグ組だなぁ、という感想しか浮かばなかった。
それより、こっちの、みや・りほりほの「行くZYX!FLY HIGH」がやばい。というか、原曲がやばい。そして鞘師の衣装がかわいい。


なんか必死に本を読んでいるのは、来週ナボコフ『絶望』なんてものが出るからだ。

絶望 (光文社古典新訳文庫)

絶望 (光文社古典新訳文庫)

これは買うしかねぇからな。
最近、部屋で読む本と、外で読む本、の2冊を並行して進めていて、外の本は必然的に文庫になる。『ご遺体』が読み終わって、ナボコフまで空いたら、買って待ってく読んでない柴崎友香『主題歌』かボルヘス『ブロディーの報告書』読みたい。多分そうはならないけど。


The Weeknd以外は、もっぱらミクステ聴いてる。

Flatbush ZOMBiES『BetterOffDEAD』


Jae Millz『R.O.T.S.』
おお、トラックかなりアーバンや…。しかしこのジェイ・ミルズ、ミクステ出しすぎて追えない。今年アルバム出すようだ。


アーバンといえば、どっかの店の有線で「中央フリーウェイ」流れていて、だれだこれ、とおもっていたら、今井美樹だった。編曲がかなりかっこよかったんだけど。


しかしテレビがないせいで、抱きしめたい!Foreverも、能年ちゃん・ストーブさん出演の火曜サプライズも見逃したので、正直欲しくなってきている自分がいる(まぁ見ようと思えば見れるんだけど…)。しかしテレビの前に買うもんあるだろ、という気もする。エアコンとか。

しっかしここまでとっちらかって書くと、タイトルなにをつければいいかわからんな…。