佐倉準湯神くんには友達がいない』3巻買った。

すごすぎる…。こんなマンガあるか。よき落とし所、わかりあえる瞬間、デウス・エクス・マキナ的展開、なんて無い(それがまさしく現実なのだ)。登場人物たちの意向はかみあわず、ひたすらいらいら、もやもやし続ける。
そしてエピソードはいつも、オチや問題解決から常にずれた地点で終わってしまう。
残念美人という名がふさわしい藤沢さんがほんとにすばらしいキャラクターである。ちひろの会話にただようだるさ、不毛さ。
これが高校生たちの物語であるというのが、まったく逸脱している。夢や希望や未来はどこいったんだ…。無論、そんなものない。
良いことなんてない。なんておもしろさ、異常さだよ。
早く映像化して。連続ドラマ。
荒木飛呂彦ジョジョリオン』5巻も買ったのだけれど、こちらも負けず劣らず頭おかしいマンガと化している。表紙に、常秀のスタンド(「ナット・キング・コール」!)出てるのに本人おらずなぜか大弥ちゃん。しかし人物の描き方変わったな。なんか、寸詰まり、という感じ。


ホンマタカシ『NEW WAVES 2000-2013』なんて出たのか…。欲しい。


とりあえず検査結果異常なしなのでよかった。けどそうなると、この体調不良は風邪ということなるのでますます気が滅入る。…。


CD大量に借りた。目玉はこれ。

Ride on Time」のカバー!


ナボコフ『絶望』読んでる。けど、ますますつまらなく感じてしまっている自分が嫌になる。でも、佐々木敦が、「ナボコフ『絶望』読み始めたのだが訳がスゴい。昔読んだ英語版からの訳とは全然印象が違う。ラフで思いつくままのようでいて油断も隙もならない一人称は初期の都筑道夫や初期の辻真先の文体を思い出した。というかラノベ的とさえ言えるかも。そういえば『未明の闘争』にこの小説が出て来てもよかった。」だの「 実際、舞台を日本に変えて少々細部を弄れば、このまま講談社ノベルスから出てても不思議ではない。」だのつぶやいていて、だからか…と納得してしまった。