昨日そばを食いながら考えた。人間は、より多くの命を、より生きながらえさせるために、発展してきた。良くも悪くも。自分が、満員電車の乗るのが急激に苦手になってきたのを合わせて思った。


フローベールブヴァールとペキュシェ』読み進めている。いま、巨大な農場・牧場を二人が見学している描写が延々つづいているのだけれど、それだけですでに面白くなってくるのはなんでだろうか。作中の言葉を使うならば、《殆ど宗教的な畏敬の念に打たれる》(p45)ような感覚だろうか。