西尾維新傷物語』買って読み終えた。やっぱ戦場ヶ原が出てないとつまんない。途中のヴァンパイアハンターとのくだりとかめっちゃ苦痛だった。羽川はなー、正直、無理やり、そういう方向に持ってってるよね、って感じがした。
というとあまりに普通な感想だけども。
なんていうか、ここまでくると前衛的ですらある。あまりに脆弱な仕組みの物語。ルールとか、謎解きとかがやばすぎる。それで、過去を回収するって、無茶だし、おもしろくないと思うのだけれど…。色々深読みするよりなにより休みたくなる。
ま、『偽物語』も読むつもりですが。
夜露死苦現代詩、続編がついにヒップホップだとは…。期待しかない。しかもボスって…。『ラップのことば』とかぶらない人選希望。


先週の土曜日だったか、宮下公園の前で、大勢のパトカーが集まっていた。デモのような感じで集まっている人より警官の数の方が多いように見えた。おそらく、ナイキパークが完成したんだろう。怒号が飛び交ってもいた。
せっかくフットサルのコートがあるのだから、言いあっていないで、そこで、ホームレスと警官で試合でもして、勝った方が1週間公園を使用できる、というのはどうだろう。
いやでも、第一体力的なハンデはあるし、ホームレス側が勝利してもフットサルやスケボーはできるけれど(いや、もしかすると、実際の現在の構造を見ていないから無理かもわからないが)、警官側が勝利したら、ホームレスがいられない、というだけで、これだと不公平だ。
というのは、半ば冗談で。
しかし、以前の宮下公園の状態が、はたして、一般人が使用できない状態だったか、と言われると、…うーん。柵の外にテントが張られていて、そこで生活している人がいようが別に、普通に弁当食いに行ってたし。じゃあ、子供が、とかいうのかもしれないが、そもそもあそこに子供が遊びに来ているのをあまり見たことがない。いや、その昔、いたのだろうか。まぁ、「その昔子供が遊んでいたけど、今はあまりそういう姿は見なくなった」公園なんて、他にたくさんあるだろう。その原因が、そこを(どなたかにとって)使いやすく、過ごしやすくするために「排除可能」なホームレスである公園だけを特別視するのもおかしな話だ。
それなら、夜近づきにくい、といったって、それなら、代々木公園も駒沢公園も世田谷公園も新宿中央公園も、誰が住んでいようがいまいが夜怖い。それこそ、これらの公園の方がホームレス「以外」の要因の怖さがある。
…なにが言いたいのかと言えば、公園や路上で生活する人たちに対して、反射的に悪意や不愉快さを表明する人間に出会うと、その発言内容は別にして、ただただぞっとしてしまう、ということ。なんか、普通に蹴ったりしそう。偏見だと、信じたいけれども。
化物語』のアニメを飛び飛びで見る。この水準が、今のアニメなのか?細かいカット割り(効率向上と演出の感覚が絶妙)、まんが・アニメの過去への参照、…すごい。キャラソン欲しくなってしまう、という単純さ。しかし、ここには、原作以上に核心に追い込む感じはないなぁと思ってしまう。アニメとして、画が動き、声がついている、ということ以外で。