ケニー・オルテガハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』DVDで見た。

めちゃめちゃ大好き。もうバスケの試合のとこ、突然ピンスポがあたったり、なんて最高すぎる。
卒業年度=シニア・イアー、高校生活最後の試合、進路、プロム、卒業公演、卒業式、と、いかように扱ってもドラマティックになってしまうものがてんこ盛りの時期、が(文字通りでもあるけれど)舞台となっている。そこを、ミュージカル的な要素、で彩りつつ表現もする、というところに、ある種の強引さ、が潜んでいて、それがミュージカルの良いところの一つだと思う。セリフや微妙な動きの機微、ではなく、歌とダンスで表現するということは、他者と通じ合い、自己を表現する、という行為を白日の下にさらす、一目でわかる形状で画面上に顕してしまうということだ。
しかし、そんな構造に委ね明らかにすることのできない胸の内、秘密、の存在が、モチーフにもなっている。
ザック・エフロンが自分で歌ってない、というのを知ったときはショックだったけど…。でも『セブンティーン・アゲイン』見ますよ。