ニール・ブロムカンプ『エリジウム』見た。

個人的には、ウィリアム・フィクトナー出てきた瞬間に完全にテンションぶちあがった。『ローン・レンジャー』に続き、今年2度目のフィクトナー。こっちの小奇麗でシュッとしてる方が好きですよもちろん。願わくば、あの飛行機落とされるシーンで、ドロイドの銃つかんで乱射するなどのひと暴れをしてほしかったなぁと。
手りゅう弾でふっとんだシャールト・コプリーの顔、とか、爆発でばらばらになった人体とか、アーマーや機材を装着されて血がにじむマット・デイモンの肌、をしっかり映していたのはナイスだった。
しかしコプリーさんは、この写真で見るとおりくそイケメンすなぁ。

レーザーシールドをぶんぶん回すとことか軽いスローがはいっててやたらとキメた画になってたしね。
なんだろうな…地球のロサンゼルスの住人はスペイン語を、エリジウムの人々はフランス語を、っていうのも「金持っていけすかんセレブどもはフランス語だろ!」的テンションを感じたり、フィクトナー演じるカーライル社長の乗る自家用ジェット機のえげつないくらいのデザイン=趣味の悪さ、とか、笑かそうとしてんのか、と…というか事実笑った。
人間よりドロイドが出てくるシーンの方がかっこよく感じたなぁ。エリジウムの赤いやつがヘリからおりてくるところとか、滑らかさとロボット独特のひっかかりがあいまった動きとかぐっときた。
というか、てか、ブロムカンプは、徹底してフリークス的な人々に愛着をもっている。そっちが映画にとらえるべき「人間」だろ、と言わんばかりではある。死にそうになり、半分機械になってからの方が「生き生き」とアクションし出す。
天久聖一『少し不思議。』と金井美恵子『目白雑録5 小さいもの、大きいこと』買った。

少し不思議。

少し不思議。

目白雑録5 小さいもの、大きいこと

目白雑録5 小さいもの、大きいこと

天久さんのは絶対面白いと連載時から(読んでないけど)思っていたので勇んで購入。
ところで検索していくと、これは見たいという映画が出てきてしまう。ショーン・レヴィ『デート & ナイト』とか。スティーヴ・カレルマーク・ウォールバーグウィリアム・フィクトナージェームズ・フランコミラ・クニスマーク・ラファロ、ジミ・シンプソン、コモン、レイ・リオッタ、という無駄に豪華なキャスティングやで。しかも日本ではビデオスルー。てか、マイケル・ベイ『ペイン&ゲイン』は??