ハウルが、荒地の魔女の魔法によりテーブルに刻まれた刻印=メッセージを消す時の、とらえにくい邪悪な表情、ソフィーが、新しく作られた、かつての自分のそれに似た部屋に入ったときの、過去と今、そのどちらが捨てたくてどちらが大事なのかわからないままの、年齢が定まらない表情、といったものがすばらしい。そしてソフィーの、「未来で待ってる」!!うわぁ…それにしても、ハウルは美しいしソフィーはかわいいなぁ。って何で思ったのか考えたら、要するに、子ども(特に女の子)が出てきてないからだ。

スティーブン・キング『骸骨乗組員』とアンリ・ベルクソン『意識に直接与えられたものについての試論』を買った。

富樫雅彦を借りてきて聴いている。あと阿部薫とか、高柳昌行とか(こっちは参加してるアルバム、ってことだけど)。フリージャズを聴いてると、曲を聴く意識が、曲の方へ向かったり・近づいたり、離れたり(でも完全に離れたりするのではない)して、その両者に本質的に違いがないような気がしてきて(だって把握(したと錯覚することが)できないし)面白い。