『恋愛太平記2』を読む。もうだらだらと読むしかない、というか、だらだらと読むしかないようにさせている、ような。細部細部細部…で、たまに「さわやかな」という形容詞が出てくると意外という感じがする。つまり、それどんなの、と聞きたくなるような、聞く余地があるような表現が、可能な限り排除されている。
NHK藤沢周平のドラマを見ていて、女性同士の友情、愛憎、嫉妬とかが入り混じった関係が描かれていて、軽く百合っぽい(「嫌い」とか言わせたり、あなたに見ていて欲しかった、とか…原作にはないだろーな)とすら思ったのだけど、脚本が宮村優子だったので、ちょっと納得した。