淀川長治 蓮實重彦 山田宏一『映画千夜一夜(上)』を読む。どんどん読み進めたくなる。淀川さんの映画の語りが、まさに蓮實重彦とか山田宏一が言うみたく、まるでその映画を見ている時のように、また見終わった時のように、想像をかきたてられる。かけあいも笑えたり、感動したりする。
黒沢清『映像のカリスマ』も少しだけ。シノプシスもおもしろい。あと、高橋洋との『水虎』についての往復書簡でテンションあがる。黒沢清の、省略の手つきとか、高橋洋のファンダメンタルな映画への考え方なんかがかっこよすぎる。