昨日のラーメンのせいでまだ腹具合が…
保坂和志『猫の散歩道』読み終えた。率直っぷりがかなりやばい。《小説の醍醐味とは、「この人、なんでこんなことにこだわるの?バカなのかも?」と読者に思わせるまで行くところにある》(p116)これはあまりに正直すぎてどきどきした。
あと、夏を肯定する感じには全面的に同意したい。
不愉快さ、を我慢する、のはむずかしい。でも、細かく考えていくと、所々論理が破綻していて、実は自分に責任があることもあって、でも、それでも解消できない部分もあり、その両者が入り乱れている状態、というのが、なんというかもやもやして、端的に言ってしまえば、ストレス。どー考えても、納得行かない(自分にとってそれはつまり、自分に原因があると思えない、という意味だ)部分がある。なんとか笑いに転用できないかと考えていた。ともすればそれも、揶揄とか陰口になってしまうんだけど…。例えば、恋人に対するイライラと並べて語れば少しは笑えるだろうか。
…ということを今考えていて、ふと読み返していると、保坂和志が答えを書いてくれているじゃないか…。つまり実際に小説的人物が社会の中で存在したらイライラしてしょうがないということか?もしそうなら、自分は嫌なやつだなぁ。真に受けることと、笑って受け流すことと、裏読みすること、か。
とはいえ、保坂さんも、エッセイの中で、意地悪な人間に対する極めて普通なリアクションを書いているけど。
『Where The Wild Things Are』のサントラ聴く。すごい好き。
いい加減、グレゴリーやめたい。しかしこいつがだめにならない。他のパック、とは言っても、またバックパックなんだろうけどさ。
メモ。moumoon安藤裕子『大人のまじめなカバーシリーズ』、ねごと『カロン』、サ上のミックスCD、ボスのミックスCD。