ショーン・レヴィリアル・スティール』見た。

アメリカの、ロードサイドを走るトラックのライト、道沿いの照明、店の明かりやネオンサイン、そして、ロボットが放つ青白い光、少年の顔を照らす街灯、ステンドグラスのような飾り窓、といったような、夜と光の映像が奇麗で引き込まれながら見ていた。
すると次第に、ロボットと父と子、の関係性や互いの存在が、2重3重に意味を持って立ち現れてきて、そういった描き方は無論、当たり前の範疇なのかもしれないが、そのレベルの設定や描写ができる作品が現代にどれだけあるのかという話で(そんなもの必要ないという考え方ももちろん否定しないけれど)、最終的には、王座決定戦で、ヒュー・ジャックマンの動きとアトムの動きが重なり、それを見つめる子供、エヴァンジェリン・リリー(なんかエロかった。ファラ・レンコヴァ=オルガ・フォンダも)のところで泣いた。
気持としては、タク・マシドにもうちょっといいところがあれば良かった。アトムは、彼の師匠が作ったロボットだった、とか。
マックスに敬意を表して、ドクターペッパー買った。
ところで、昨年一番驚いたことは、電車の中で、小島信夫の『残光』を読んでいる若い女性を見たことだったりする。
今年見たい映画。見なければいけない映画。『J・エドガー』『アベンジャーズ』『ダークナイトライジング』『ドラゴン・タトゥーの女』『アメイジングスパイダーマン』『スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜』(キャスティングがやばすぎる)『戦火の馬』(予告ですでに泣きそう)『STAR WARS エピソード1/ファントム・メナス 3D』(まぁそりゃあ見ますよ)『ジョン・カーター』(見た感じ悪くなさそうなんだけれど、どうなんだろうか)『メン・イン・ブラック3』『ボーン・レガシー』(えーと…まじで今年やんの?)『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』『裏切りのサーカス』(ゲイリー・オールドマンのやつ。ださい邦題)『SPEC 天』『外事警察 その男に騙されるな』『おおかみこどもの雨と雪』『るろうに剣心』『009 RE:CYBORG』『アウトレイジ2』(まじでほんとにやんのかな)『ロック・オブ・エイジズ』『ア・デンジャラス・メソッド』『ジャンゴ・アンチェインド』。あとはタイバニとまどマギの映画版とか、『傷物語』。
気になるのは『桐島、部活やめるってよ』か。あと、『LOVE まさお君が行く!』という狂った企画も初めて知った…。
あと、先のことで言うと2013年的には『ワールド・ウォー・ゼット』とか『マン・オブ・スティール』(絶対邦題には「スーパーマン」つけるよね)、『モンスターズ・ユニバーシティ』『アイアンマン3』(ほんとかな)『パシフィック・リム』『ザ・グレート・ギャツビー』『スター・トレック2』(ほんとかな)。