久々にサンデー買ったときに、なんで表紙がゆきりんなんだよ…来襲が絶チルなのはちょっとうれしいけど/しかし、高橋留美子のが犬夜叉ってのは納得いかんなぁ。らんま…/あ、うしとらは、電車の中で読んで泣きそうになった。来週もうひとひねりくるのか…こないのか…/koedawg『YOUR $MILE MAKE$ ME $MILE』落として聴いたんだけど、良い感じ。げすい。しかしヒップホップマナーばりばり。「My 1st song」ネタもあるし/Childish Gambino『EP』1曲目からかっこよくてうれしくなる/REV TAPE VOL.1聴いているので、とりあえず気になった人をまた探ってみたい/ミクステの世界は果てしないな/
グスタフ・ヤノーホ『カフカとの対話』読み終えた。
カフカが『判決』を書いたのは29歳か…。
《「すべて被告というものは、判決の延期を希って努力するものです」》(p289)
《「多数が決定するのではありません。多数とは、つねに指図されたことをするだけのものではありませんか(…)」》(p277)
《「私はその書類もできるかぎり速く、先へ廻します。しかし、それでは私にとっては片づいたことにならないのです。私は頭のなかでその書類を追い続けます。(…)私の空想は、事務室の四つの壁を繰り返し突き破ります。けれどもそれで私の地平が拡がるわけではない。それどころか収縮するのです。私もいっしょに」》(p274)
《ドクトル・カフカは、急に夕闇の濃くなった川面をしばらくの間眺めていた。それから彼はまったく別な話をはじめた。》(p107)
白紙の製本をみて動転する(p238-239)
「〈盲人シネマ〉」について(p241)
おお、いかにもな感じである。いかにもすぎるくらいだ。これが、カフカによって書かれたものであるならば、そっくりそのまんま受け取ってしまいたくはなる。しかし実際は、ヤノーホによって書かれているのであるから、なんとも不思議な気分になる。これは、誰なのか。

《「手足がだるい、それぞれ一人の人間のように」》(p116)は、すげぇパンチラインだなぁ。

《「真のリアリティは常に非リアリスティックです」とフランツ・カフカは語っている。「中国の色彩版画の明澄さ、清純さ、真実さをご覧なさい。あのように語ることが出来るということ――たしかにそれはなにものかです」》(p249)

どうしても、エピソード的な部分が気になってしまう。家政婦のスヴァーテク夫人の語るカフカの姿(p284)。ものを贈る術を心得ていた。相手の尊厳を決して傷つけない。

とりあえず、ナボコフ『賜物』読み進めたい。のだけれど、いまちらっと読んでみたら、全然覚えてなかったから、頭から読み直すか…?