ファーストのあまりのよさに、勇んで松浦亜弥『T・W・O』を買って聴いた。

冒頭、「Yeah! めっちゃホリディ」(イントロの性急さ)、「The 美学」(連呼される「Come on!」)の狂いっぷり。そこに「♡桃色片想い♡」も加わるのだからはんぱない。このあたりの曲のイメージが、自分にとってのあややだったということを改めて認識。
ファーストKISSの流れを受け継ぐ、バンドサウンドの曲も入ったりしてる、そしてそれとは一聴して相いれないと感じる前述のシングルの編曲のおかしさ・強さ。でも生音もまぎれこませてあるからまたやっかいな造りしとるな。
そして「シャレオツ」FNS歌謡祭ver.を繰り返し聴いている自分がいるわけで。やばいっすよほんと、今年は。


ananの最新号、綾瀬はるか表紙の、本特集に、村上春樹がエッセイを寄せている。そこで、「哲学」についての見解を述べている。それを引用したいので、初めてananを買おうとすら思っている。
そんな自分は、まだドゥルーズ=ガタリ千のプラトー』読んでいるわけで。だからなおさら反応したのかもしれない。


ナタリーの、曽我部さんのインタビューのハードコアさ読んで、『超越的漫画』買いたくなってくる。最近こういう気になり方多いな。


そして、DEKISHI 1st Album「No Country 4 Young Men」、くっそ楽しみ。


…というわけで、anan買ってきた。

an・an (アン・アン) 2013年 12/18号 [雑誌]

an・an (アン・アン) 2013年 12/18号 [雑誌]

――外国文学と同様に、もしくはそれ以上に、アンアン読者にとってなじみが薄いのが哲学書ではないかと思います。人間の生き方を考察させてくれる、広い意味での哲学書の中で、これからの人生についていったんリセットしてもう一度考え直したい、と思っている30歳前後の女性のおすすめの本があれば教えてください。
 とくに哲学書って、がんばって読む必要もないと僕は考えています。だいたいにおいて文章が読みにくいし、著者の態度も偉そうだし。もちろんこれはあくまで僕の個人的な見解に過ぎませんが……。僕に言わせれば、哲学なんてどこにでもあるんです。牡蠣フライの中にもあるし、庭の柳の木の中にもあります。そういうのは自分でちょっとずつ見つけていけばいい。ただ僕が個人的にいちばん好きなこの手の本は(正確には哲学書ではありませんが)、ジョーゼフ・キャンベルの『生きるよすがとしての神話』です。この本だけは何度読んでも読み飽きない。読みやすいし。(p18)

…まぁここで述べられていることの細部をつついてもしょうがないのでそういうことはしない。こういう理由で雑誌を買ったのは初めて。内容読んだけれど、こういう本の特集で面白かった試しなし。ただ永山絢斗くんが今敏『OPUS』推薦してたのえんやんと思った。