トム・ジョーンズ『拳闘士の休息』読んでる。
《いいや、怖くなんかない。これは全部映画なんだ。現実じゃない。たとえ本当でも、俺はうまくやれる。うまくやれる。》(「ブレーク・オン・スルー」p77)
《(…)ある瞬間ーー非常に純粋な客観性をともなってーー音楽のリズムと音頭取りの歌うような掛け声にあわせて踊る彼らの中から、不幸も悲しみも、きれいに消えてなくなるのをこの目で見た。》(「黒い光」p119)
言わずもがななことなので言いたくないけど映画ですね。