チキンレース

人類がまさか、この期に及んで、マスクをつけるだのつけないだのでもめることになるとは…ってしかし、人類は未だ、マスクをつけるかつけないかでもめる程度の文明しか築いていないということなんでしょうか。そして一応記しておくけど私は反マスクではない(「反マスク」って、何だよこのフレーズ)。しかし、当たり前だろうけど、マスク最高!とも思ってない。はっきり言葉にするとしたら「どうでもいい」。つけられるんだったらつけたらいい、つけられないんだったらやめればいい。ただ外してる人を見たらここ何年かの習慣でキモっと思っちゃうかもしれないだけ。あと避けるかも。まぁそのくらい。
つまり、人類全体において、ですが、身体と精神ないし理性、では一応後者が有利なんじゃないのか、と思ってたけど、そうじゃなかったという。いやこれも、薄々わかってた、それでもさ、という。結局だめだった、といいつつ、それを「だめ」と呼ぶことはないんじゃないかという気もしてる。それでしかなさ、選択できるように見えて実はできなかったという事実に基づいて生きていき、社会を維持していく。ちなみに先述の身体と精神、は近さと遠さ、と言いかえることができるかもしれない。
それと関係あるか、あんまりないかもしれないけど、夜のスーパーマーケットでレジに行列作って待って、買い物してる時の無為さ。何でこんなことしてるんだという気持ち。じゃあその解決策としてのネットスーパー、ってそれもなんか、誰かのリソースを、極めて非正規にスポイルしてスマートに生きてるふりをしてるだけじゃんと思う。Uberとかもそうですね。そうしたものに頼っていくことがうまくいくわけないじゃんと思ってたら案の定、という感じ。