ジョン・M・チュウG.I.ジョー バック2リベンジ』見た。

一言でいうと、ほんと、"Welcome to hell..."感というか、それに尽きます。
物語とは関わりなく、この画を、この動きを見せたい(見たい)ので、破綻覚悟でそれをぶっこんでいたのが『バトルシップ』だったので、それと比べてこの映画にはそういうむやみやたらな熱意というか偏りはほとんどない。確かに、バイクがばらばらになって、全部ミサイルになっちゃうのとか、ばかだなーとは思うし評価したいけれど、しつこさが足らない、というか。
例えば、スネークアイズとジンクスがストームシャドーを拉致った山岳地帯での闘い、あの縄を使ったアクションにおいて、何か意外な突拍子もない動きがあったかと言えばなくて、ただストーリーの進行に奉仕していたに過ぎなかったような気がする。こういう時こそ、逸脱しなければならないというか。
ブルース・ウィルスがレディ・ジェイをしつこくブレンダって呼んでたのなんか元ネタあるの?親父を知ってたのと関係あるの?というのが気になったり、あと上昇する気圧とペニスのネタを下着にしたらあかんだろ、と思ったりした。