こないだ、久々にUTで買い物した。限定店舗にしかない、スティーブン・ショアのやつが欲しかったので銀座へ。安くなってたJAWSのと、ドラッギーな七人のこびとのをあわせて購入。草間彌生のも迷ったけどとりあえずやめた。



保坂和志『世界を肯定する哲学』ちょっと続く。
アイデンティティとは、すべての労働を経済活動として換算してしまう、現代の社会のコードが要請している、歴史的に特殊といってもいいような概念なのではないだろうか。》(p186)
《記憶とはつねに外部との関係において喚び起こされるもので、場面場面でそのつど生成するといってもいいようなものなのではないだろうか。》(p183)
歓喜は誰の所有物でもなく、ただその場で起こる。》(p177)
《それらの技術や知識は言葉で伝えられるのではなくて、その場に居合わせることによって伝えられて、少しずつ更新されていった。》(p176)
《ユーモアとは、二つの一見別々のものを結びつける精神のことだが、(…)》(p173)
《「私」以前、人間は「場所」や「時間」や「対象」に拡散していたということだ。》(p167)
p187の、自らを語る言葉への興味のなさ、共感している。